大阪・関西万博でのAIストームの新たな試み
AIストーム株式会社は、2025年9月26日から28日に大阪のEXPOアリーナ「Matsuri」で開催される「スポーツ・オブ・ハート in 2025 大阪・関西万博」に、大型のLEDビジョントラックを出展することを発表しました。この出展は、ダイバーシティ駅伝の一環として位置付けられています。この駅伝大会は、パラリンピアンの想いから生まれた一般社団法人スポーツ・オブ・ハートの取り組みであり、障害、国籍、性別を超えて全ての人が楽しむことのできる社会を目指しています。
大型LEDビジョントラックの特徴
AIストームのLEDビジョントラックは、移動可能であり、デジタルサイネージとして高輝度の映像を提供します。このトラックは、単なる広告媒体としての機能に留まらず、災害時には避難誘導や防災情報の発信にも利用されるハイブリッド型のソリューションとしての価値も持っています。過去には、地域の帰宅困難者や外国人観光客への情報発信ツールとして活用された実績があり、今後も防災啓発や多言語アナウンス、そしてインバウンド向け情報配信など、幅広い用途が期待されています。
今回の大阪・関西万博では、LEDビジョントラックを通じてスポーツ・オブ・ハートの理念を映像として伝えると共に、多文化共生や防災に関するメッセージも配信し、来場者に「伝わる」体験を提供する予定です。この新技術が、高まる防災意識の中でどのように機能するかが注目されています。
「守る×伝える」次世代型インフラの展望
AIストームは、今後日本各地での災害対策が重要視される中、「防災×デジタルサイネージ」の全国展開を進めていく方針です。今回のLEDビジョントラックを活用することで、平時の情報発信と有事の際の防災利用を両立させ、「守る×伝える」という次世代型インフラの普及を加速させる考えです。さらに、社会課題の解決を目指し、3年間で時価総額500億円を超える目標を掲げた中期経営計画の実現に向けて、着実に歩みを進めていきます。
スポーツ・オブ・ハートの理念
一般社団法人スポーツ・オブ・ハートは、パラリンピアンの思いを基に、多様性と共生の社会を実現することを目指しています。スポーツ、音楽、文化を融合させ、障害や国籍、性別の壁を超えて楽しむことができる環境を作り出すために、さまざまな省庁や企業、文化人からの協力を得て活動を展開しています。
大阪・関西万博でのAIストームの取り組みは、こうした理想を具現化する重要なステップとなるでしょう。皆さんも、万博でされる「スポーツ・オブ・ハート」のコーナーを訪れて、新たな技術が生み出す感動的な体験をぜひ体感してみてください。