モーツァルトの『フィガロの結婚』が全国で公開!
モーツァルトの名作オペラ《フィガロの結婚》が、5月30日(金)から全国の劇場で一週間限定で上映されます。この作品は、理髪師フィガロの結婚当日の珍事件を描いた喜劇で、モーツァルトの音楽が織りなす物語は、120%の幸福感をお届けします。
今回の公演は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(MET)の最新ステージを配信する「METライブビューイング」シリーズの一環として行われます。さらに東京では、東劇にて6月12日(木)までの2週間にわたり、特別上映が行われるので、ファンは見逃せません。
驚愕の豪華キャスト
このオペラでは、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者であるヨアナ・マルヴィッツが指揮を手掛け、演出はリチャード・エアが担当します。主演のフィガロ役には、圧倒的な存在感を誇るバスバリトンのマイケル・スムエルが選ばれました。彼の妻となる小間使いスザンナ役を務めるのは、今回のライブビューイングに初登場するソプラノのオルガ・クルチンスカ。
その他、伯爵夫人役にはフェデリカ・ロンバルディが、その卓越した歌声で観客を魅了します。さらに、女好きの伯爵役にはバリトンのジョシュア・ホプキンス、ズボン役として若手メゾソプラノのサン=リー・ピアースも登場するなど、注目の才能が集結しています。
予告映像も解禁
本作の魅力を垣間見る予告映像も公開されており、切なくも美しいアリアを歌う伯爵夫人役のロンバルディや、思春期の心情を表現したケルビーノ役のピアースのパフォーマンスが披露されています。この映像は全7つあり、視聴者に笑いやハラハラ感、フィナーレの爽快感を予感させています。
心躍るストーリー
物語は、18世紀のスペイン、セヴィリャを舞台に繰り広げられます。主人公フィガロは、小間使いのスザンナとの結婚を控え、幸せな日々を送っています。しかし、伯爵が彼女に横恋慕し、初夜権を復活させようとの悪だくみを巡らせていることを知ると、フィガロは怒りと共に伯爵の計略を打破するために、小姓のケルビーノや伯爵夫人と共に策を練ります。駆け引きや恋のサスペンスが織り込まれたドタバタ劇は、笑いと感動を呼び起こすこと間違いありません。
上映情報
- - 上映期間: 5月30日(金)~6月5日(木) ※東劇のみ6月12日(木)まで
- - 上映館: 東劇・新宿ピカデリーなど全国21館で開催
- - 指揮: ヨアナ・マルヴィッツ
- - 演出: リチャード・エア
- - キャスト: マイケル・スムエル、フェデリカ・ロンバルディ、オルガ・クルチンスカ、ジョシュア・ホプキンス、サン=リー・ピアースなど
この喜劇オペラの最高峰、モーツァルト《フィガロの結婚》をぜひ劇場で堪能してください。詳細は公式サイトをご確認ください。