赤坂の新住宅
2025-12-16 14:50:55

赤坂の新たな文化を宿す賃貸住宅がグッドデザイン賞を受賞!

赤坂の新たな文化を宿す賃貸住宅がグッドデザイン賞受賞



髙松建設株式会社が手掛けた賃貸マンション「THE AKASAKA RESIDENCE S.O.A.」が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、赤坂で長年にわたり老舗料亭を運営していた株式会社つる中と髙松建設の共同によるものです。受賞部門は「建築(中~大規模集合住宅)」で、設計・施工ともに髙松建設が担当しました。

THE AKASAKA RESIDENCE S.O.A.

受賞のポイント


審査員からは、構造計画と調和した建築デザインが高く評価されました。居住空間をラーメン構造の内側に位置づけ、その外側は都市とのバッファー空间としてデザインされています。この跳ね出しスラブが、軽やかに広がりながら、壁とガラスで構成されたファサードを形づくることで、視覚的にも圧迫感が少なく心地よい空間を演出しています。

建築デザインの特色


  • - 料亭街との調和:外観は、赤坂の料亭街のスケール感と大和比を意識してデザインされており、地域の記憶を繋ぐ視覚的な要素が多く組み込まれています。
  • - 空間の豊かさ:「もてなし」の精神を反映した心地よい住まいを目指し、静謐さとともに快適な生活を実現させています。
  • - 文化資産の継承:既存建物の部材を再利用することで、街の歴史を「住まうこと」に織り込む取り組みが行われます。これにより、住まう人々が自然と文化を感じることのできる空間が生まれています。

物件のコンセプト


〜都市に文化を紡ぐ建築〜


このプロジェクトは、赤坂の文化と歴史を受け継ぎながら、現代の都市生活に寄与することを目指しています。歴史ある料亭「つる中」の文化的価値を大切にしつつ、都会的な要素を融合させた新しい生活スタイルが生まれています。大和比を用いたファサードや、分節された外観が、地域に新たな風格をもたらします。

空間のデザイン


内部空間も非常に魅力的です。静かで快適な環境を提供しながら、「もてなし」の精神が感じられるように設計されています。例えば、低い庇や坪庭、古美術の要素が取り入れられ、住むことで豊かさがじんわりと感じられるような工夫がなされています。

地元文化との繋がり


  • - モジュールとデザイン:この集合住宅は、都心の高密度環境におけるプライバシーを保ちながら、外部から自然光を取り込むアプローチが施されています。これにより、外界との良質な関係を築くことが可能になっています。
  • - 空間哲学の再構築:料亭固有の「もてなしの空気」、静謐さといった空間哲学が、集合住宅に巧みに組み込まれています。

概要・物件情報


  • - 物件名:THE AKASAKA RESIDENCE S.O.A.
  • - 所在地:東京都港区赤坂
  • - 戸数:15戸
  • - 構造・規模:鉄筋コンクリート造の10階建て
  • - 敷地面積:278.49平方メートル
  • - 延床面積:1,480.05平方メートル
  • - 用途:共同住宅および店舗

グッドデザイン賞とは


グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本を代表するデザイン評価の制度です。社会の課題解決を目指し、毎年多くの企業や団体が参加しており、受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインを象徴するものとして広く知られています。受賞作品は、生活の質を向上させるデザインとして、多くの人々に親しまれていくことでしょう。

グッドデザイン賞の詳細については、公式HPをご覧ください:グッドデザイン賞公式HP

今後も地域の文化を大切にした住宅が増えていくことを期待しています。


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