「Umios Planet」が描く持続可能な未来のビジョン
最近注目を集めている「umios Planet」は、Umios株式会社がJR東日本、東京大学プラネタリーヘルス研究機構、そして合同会社Phicと強力に連携し、持続可能な食の未来を探索するプロジェクトです。「umios Planet」は、そのパーパス「For the ocean, for life(海といのちの未来をつくる)」を基盤に活動をスタートしました。このプロジェクトは、2024年5月に発表された「プラネタリーヘルスダイエット」を核に、人と地球に優しい食の実現を目指しています。
プロジェクトの目的と背景
「umios Planet」は、地球・消費者・漁業従事者の“三方よし”を実現するための持続可能なバリューサイクルの構築を目指します。具体的には、Umiosの食の供給力、JR東日本の広範な顧客接点、東京大学の先端的な科学知見、そしてPhicのグローバルな洞察力を組み合わせることにより、新たなソリューションを模索します。
特に、Umios中央研究所は東京大学RIPHとの共同研究を通じて、中長期的な研究に取り組むことを発表しています。この研究では水産物の環境、健康、社会的価値を評価し、消費者や漁業従事者に利点をもたらす成果を生み出すことが目指されています。これにより、「食」を通じた地球の課題解決に寄与することが期待されています。
研究テーマと技術開発
Umiosが進める研究の主なテーマには、以下のようなものが含まれています。
- - 水産物・加工品の栄養化:価値を高める加工プロセスの設計。
- - 食品の保存性向上:細菌の増殖を抑え、鮮度を保つ技術開発。
- - パーソナルスーパーフード:個々の体質に応じた栄養提供。
- - 海藻のポテンシャル開拓:海藻の健康機能を明らかに。
- - 未利用資源の活用:未利用資源の効率的な活用方法を提案。
これらの研究を通じて得られる知見は、消費者や海洋環境、漁業従事者すべてに利益をもたらし、“三方よし”の実現へ向けた革新的なアプローチを提供することが期待されています。
高輪ゲートウェイからの情報発信
Umiosは、東京大学GATEWAY Campusが開設される「TAKANAWA GATEWAY CITY」へ本社を移転し、ここを拠点として「umios Planet」を展開します。また、この場所では医療・健康データと交通データを統合し、個々の健康状態に応じた情報提供を行うことも計画されています。
この取り組みは、持続可能なライフスタイルを提案し、個々の健康をサポートすることを目指します。さらに、Phicの国内外ネットワークを活用し、グローバルな展開も見据えています。
未利用資源の流通モデル
「umios Planet」では、各地の水産現場で眠る未利用資源を集約し、価値を高めてリユースする仕組みを構築します。初めての取り組みとした「クロダイ」を使ったリエット缶詰の開発は、これらの活動の一環です。水産庁主催の「クロダイのおいしさ認知向上プロジェクト」とも連携し、地域漁港と共創していく姿勢が見て取れます。
今後の展望
「umios Planet」は、食の価値を再発見し、持続可能なモデルの提案に取り組むことだけでなく、消費者や漁業従事者、地球環境を考慮した新しいライフスタイルを提案していきます。海とつながる豊かな未来を目指して、日々の活動を継続的に発展させていくことでしょう。