Quantum Meshが描く未来のデジタルインフラ
Quantum Mesh株式会社(以下、Quantum Mesh)は、東京都中央区に本社を置く新進の企業で、AIoT時代にふさわしいデータ連携基盤を構築することを目指しています。2025年10月30日から始まる「Japan Mobility Show 2025(JMS2025)」において、同社は最新の液浸冷却システム『KAMUI』を実機展示します。この展示は、10年後の未来社会を探る「Tokyo Future Tour 2035」ゾーンの一部として行われ、同社の取り組みを広くアピールする場となります。
日本のデータ社会が抱える課題
近年、生成AIの急速な普及が進む中で、データ管理や活用のインフラが急務となっています。特に、大量のデータを扱うための安全かつ合理的なシステムが求められています。また、高性能なAIやロボットを安定して稼働させるには、大規模な電力供給が必要不可欠です。これに対し、Quantum Meshは地域資源を最大限に活用することで、電力問題の解決を図ろうとしています。
地方経済活性化への取り組み
Quantum Meshは、地方各地で整備されたAIoTに最適な電力および通信インフラ環境を活かし、分散型データセンターの設置を進めています。この取り組みにより、国内でのデータの地産地消を実現し、電子データの安心・安全な管理を促進します。また、消費電力効率を表すPUEが1.03と世界最高水準に達する液浸冷却システムの開発とその商用化も進行中です。
今回のJMS2025では、同社の液浸冷却システム『KAMUI』の展示に加えて、TIS株式会社や日本AMD株式会社、ugo株式会社などの共創パートナーが参加し、未来のデジタルインフラを体験できる環境を提供します。
WATT BIT ROADの意味
すべての道は、古代から人々の生活を支えてきました。土地をつなぎ、モノや人が行き交う道は、日本の豊かさの象徴でもあります。そして今、電力(WATT)と情報通信(BIT)の道が新たに形成されつつあります。Quantum Meshは、『WATT BIT ROAD』としてこれらの要素を融合し、車やデータが走る新時代のインフラを目指します。このコンセプトに基づき、AIoT時代に必要なデータ連携基盤を構築しています。
「Japan Mobility Show 2025」の開催概要
近未来技術の体感
「Tokyo Future Tour 2035」は、未来のモビリティとその影響を示す企画で、参加企業は100以上にも上ります。このゾーンでは、近未来技術とその生活への影響を実地で体感できる貴重な場となります。イベントを通じて、Quantum Meshは新たなデジタルインフラのビジョンを共有し、2035年の東京がどのような姿になるのかを示します。
会社概要
Quantum Mesh株式会社は、情報の安全な保護と可搬型データセンターの開発・運営を行う企業です。極めて高いセキュリティと計算能力を兼ね備えた環境を提供し、AIやIoTによる未来の街づくりを提案しています。
- - 社名:Quantum Mesh株式会社
- - 本社:東京都中央区銀座二丁目15-2KR Ginza Ⅱ4F
- - 設立:2023年6月
- - 代表者:篠原 裕幸
- - 事業内容:可搬型データセンターの開発および運営
- - Webサイト:Quantum Mesh