日本キヤリア株式会社は、空冷モジュールチラーおよびヒートポンプの「Universal Smart X(USX)シリーズ」が、世界知的所有権機関(WIPO)の発行した報告書「グリーン・テクノロジー・ブック EXPO 2025特別版」に掲載されたことを発表しました。これは、エネルギー技術の革新を称える権威ある報告書で、特に気候変動やエネルギー問題が深刻化する中、持続可能な未来を実現するための努力を紹介しています。
WIPOは、国連の専門機関として、新しいアイデアや技術が市場に展開され、日常の生活を向上させることを抜本的な使命と位置づけています。この「グリーン・テクノロジー・ブック」では、アジア太平洋地域から選ばれた200以上の革新的なエネルギー技術が取り上げられており、家庭や地域社会、公共交通機関、ホスピタリティ、小売産業、農業、漁業など、多岐にわたる分野での実用的な解決策が示されています。
特に、日本キヤリアが誇るUSXシリーズは、国内外で非常に高く評価されています。このシリーズは、最新技術を積極的に採用し、エネルギー効率の高いソリューションを提供するために設計されています。その中でも「USX EDGE32」は、大規模なデータセンターや工場において広く利用されており、2021年には省エネルギー大賞の最高賞を受賞するなど、その性能が証明されています。また、「USX FIT」は、トリプルロータリーコンプレッサーを搭載した多機能性が評価され、205年のデマンドサイド・マネジメント表彰制度でも最高賞を獲得しています。
これらの受賞歴と栄誉は、USXシリーズが持続可能な未来に向けた貢献をする技術であることを裏付けており、日本キヤリアがエネルギー効率の良い製品を通じて、人々の生活を向上させる取り組みを続ける姿勢を示しています。
日本キヤリアの代表取締役社長、久保徹氏は「USXシリーズがWIPOのグリーン・テクノロジー・ブックに選出されたことは光栄です。このことは、私たちの技術が顧客のニーズに応えるだけでなく、地球全体の問題にも寄与する真正のソリューションであることを意味します。これを機会に、私たちは持続可能性への取り組みをさらに強化し、お客様の目標達成を支援していきたいと考えています」とコメントしています。
日本キヤリアは、エネルギー効率に優れた製品を通じて、家庭用や商業施設・工業用のサステナブルなソリューションを提供する企業です。私たちの使命は、快適さ、安全性、持続可能性を追求する中で、気候変動やエネルギーの問題に対応するインテリジェントな技術を世界に届けることです。Carrier Global Corporationの日本法人として、私たちは「For the World We Share」という理念の下、皆で分かち合う地球の未来をより良くするために貢献していきます。