Unito資金調達の狙い
2025-06-10 12:44:21

UnitoがシリーズDラウンドで10億円を調達、運営体制拡大を目指す

UnitoがシリーズDラウンドで資金調達を完了



株式会社Unito(ユニット、以下「当社」)は、2025年6月において大東建託株式会社や株式会社エイチ・アイ・エスを含む第三者からの増資に成功し、シリーズDラウンドで約10億円の資金調達を完了しました。この資金調達により、当社は事業の拡大と新しい住まいの提供に向けての取り組みを一層加速させる予定です。

資金調達の背景と詳細



2025年4月に実施したファーストクローズを含む累計先行投資額は約20億円に達しており、これにより当社の基盤がさらに強固になるとともに、運営物件数を全国の主要都市へ拡充する道筋が開かれました。具体的には、以下の投資家が今回のラウンドに参加しています。

  • - ファーストクローズ参加企業:
- アニマルスピリッツ合同会社
- AGキャピタル株式会社
- みずほキャピタル株式会社
- 個人投資家 田中渓氏

  • - セカンドクローズ参加企業:
- 大東建託株式会社
- 株式会社エイチ・アイ・エス

収益化の新たなモデル「リレント」



Unitoの目玉サービスである「リレント」は、居住者が外泊する日を事前に申請することで、その日の家賃を減額できます。これにより、ユーザーは出かけても無駄な家賃を支払う必要がなく、柔軟で効率的な住まいの形が提供されています。この仕組みは、家賃と宿泊費用がシームレスに視覚化され、従来の賃貸システムとは一線を画す存在となっています。

このモデルは、ただの賃貸契約を超えて、家賃と宿泊の両者を一つのシステムで管理する新たな方法論を世に示しています。今回の資金調達額は、このシステムの拡充やユーザー向けの物件数増加に活用される予定です。

今後の展望



Unitoは、今後3年以内に500棟の運営体制を整えることを目指しています。大東建託やエイチ・アイ・エスと連携し、様々な不動産価値の最大化を追求します。特に、これまでに築いたネットワークとノウハウを活かし、最先端の既存ホテルや民泊拠点の運営の最適化を目指す考えです。

また、当社では、新たな顧客管理システム「unito PMS」を開発中であり、こちらも資金の一部が注がれます。これは、賃貸と宿泊を融合させたプロダクトを持続可能にしていくためのものであり、業界全体の進歩に寄与することを期待しています。

まとめ



この資金調達を契機に、Unitoは「住んで、泊まる」システムを確立し、さらに多くの人々に柔軟な住まい方を提案していくことでしょう。不動産デベロッパーとの協力を通じて、新たなビジネスモデルの模索を進め、業界に革新をもたらす存在としての旅を続けます。今後の展開に大いに期待が寄せられます。


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