若手エンジニアのキャリアアップを後押し!
東京都では、令和4年度からデジタル人材の育成を目的とした「東京デジタルアカデミー」を開講し、今年度も新たに「若手エンジニアコース」の受講者を募集しています。これにより、IT業界を目指す35歳以下の都民に向けたリスキリングプログラムを提供し、最新の技術を習得した即戦力のDX人材を都内に輩出することを目指しています。
受講対象者の条件
「東京デジタルアカデミー若手エンジニアコース」に参加するためには、以下の条件を満たす必要があります。
1. 35歳以下の都民で、IT企業(もしくはその関連業界)への就職を希望していること(現在就業中の方も含む)
2. IT関連職種での実務経験があること
3. 約4ヶ月間のリスキリングプログラムを受講できること
募集人数と選考
今年度は約500人の受講者を募集しますが、選考により決定するため、応募者は注意が必要です。
プログラムの内容
「若手エンジニアコース」では、以下の内容が含まれています。
リスキリングプログラム
今年度から新たに設けられた「AI・機械学習」の分野を含む、アプリ開発、クラウドインフラ、プロジェクトマネジメントの4分野においてプログラムが構成されています。受講者の経験、スキル、キャリア志向に応じたカスタマイズされた教育が提供されます。
さらに、具体的な技術の実践演習を通してビジネス思考を養い、短期間で効果的に技術を習得できる環境が整っています。
受講費用の助成
受講者は、希望する有償プログラムの受講や関連する資格取得に関して、修了後に30万円を上限として助成を受けることが可能です。つまり、受講にかかる費用は原則として30万円以内に収められることを目指します。
キャリアサポート
プログラムでは、キャリアサポートの専門家であるコンシェルジュが伴走し、受講者が自分に合った学びを選択し、就業するまでの支援を行います。
スキルアップと交流の機会
また、昨年度の受講者やIT企業で活躍するエンジニア、CTOからのノウハウ学習の機会も設けられています。受講者同士が対面やオンラインで交流し、スキル向上を図る場も用意されています。
就業支援
最後に、受講者にはキャリアコーチング、面接対策、就業マッチングイベントなどを通じて、転職や就職活動の支援を行います。また、企業側には受講修了者が即戦力として活躍するための助成も提供されます。
申込方法と期間
受講者の募集は、令和7年の6月2日から8月31日まで行われます。選考結果は、登録したメールアドレスに通知されます。詳細や申込方法、オンライン説明会の情報は、事業ウェブサイトを確認してください。
事業ウェブサイトはこちら
また、6月上旬から8月下旬まではオンライン説明会も実施されるとのことです。こちらもぜひチェックしてみてください。
このプログラムは「2050東京戦略」の一環として、デジタル人材の育成と都政の質の向上に寄与する重要な取組です。