AI翻訳『オンヤク』
2024-12-19 15:55:14

神戸大学でAI翻訳サービス『オンヤク』が驚きを呼ぶ実証イベント

神戸大学でのAI翻訳サービス『オンヤク』の実力



2024年11月26日、神戸大学にて行われた「第12回DXプレイグラウンド」では、株式会社ロゼッタのAI翻訳サービス『オンヤク』がその実力を披露しました。国内翻訳市場でトップを誇るロゼッタは、大学関係者や学生たちに向けて、最新のリアルタイム音声翻訳システムの技術を実演しました。

『オンヤク』の概要



『オンヤク』は、100以上の言語に対応し、会話や会議をリアルタイムで翻訳するAIツールです。特に、会議の内容を要約して議事録を自動生成できる特徴があり、これにより企業はコア業務に集中することができます。また、聴覚に障がいがある方にも有用なコミュニケーション支援機能を持っています。データの管理についても厳格で、使用後は音声ファイルを保存せず、企業のセキュリティ面にも配慮されています。

プレイグラウンドでの実演



DXプレイグラウンドにおいて、ロゼッタの営業戦略統括部長である新河戸健人氏は、『オンヤク』の魅力を紹介しました。「最新の自動翻訳技術に触れてもらい、共に未来を考える場を設けたい」と語り、自社のコア技術を説明しました。彼は、AI自動翻訳が求められる現場での具体的な活用事例を数多く紹介しました。

特に、大学講義や国際会議、社内会議といった場面での活用を提案。具体的には、ある医療機器メーカーでは、トラブルによる事故を減少させ、電子部品製造業者では業務効率が向上した実績をお話ししました。また、海外の顧客を対象にした取締役会の時間が短縮された例もあり、時間とコストの大幅な削減が可能です。

神戸大学での具体的な試み



神戸大学の准教授である鶴田宏樹氏は、今回のDXプレイグラウンドを通じて、大学でのリアルタイム翻訳の実用性を検証しました。実際に英語を母語とする講師による授業が日本語とフランス語に瞬時に翻訳され、学生たちの理解を助けました。

また、ディスカッションでは、言語の壁を超えた自由な意見交換が行われ、文化や習慣の違いについての理解が深まりました。日本とフランスの学生間で「神戸大学の良いところや悪いところ」といったトピックで活発な議論が展開され、参加者はその様子をリアルタイムでモニタリングしました。

利用者の声



参加者の中には、リアルタイム翻訳の便利さに驚く学生も多く、特に英語の講義内容が事前に整理されている場合、翻訳精度が高くて使いやすいと感じている方が多くいました。音声翻訳のツールを触れるのは初めてという声もあり、新たな体験として好評を博しました。

結論



神戸大学での実証イベントを通じて、ロゼッタの『オンヤク』はAI翻訳技術の進化とその実用性を示しました。このイベントは、教育機関における多言語対応の重要性を再確認する場となっただけでなく、今後の教育やビジネスシーンでのさらなる発展が期待されます。ロゼッタは、これからも言語の壁をなくすことに貢献していくことでしょう。


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