銀座 八五がミシュランガイドに再掲載
2025年9月25日、思わぬ知らせが舞い込んできた。東京エリアの人気中華そば店「銀座 八五」が、2026年のミシュランガイドにビブグルマンとして7年連続での掲載を果たしたという。動物性の出汁に頼らない、むしろ食材の旨味を引き立てたスープがその評価を後押ししたのだ。来る2025年9月30日には、全国の書店でガイドブックが販売される。
銀座 八五ってどんな店?
店主の松村康史氏は、かつて京都全日空ホテルで総料理長としてフレンチの技を磨いてきた名匠。このキャリアを生かして、誰でも気軽に楽しめる料理を追求し、「丼の中のフルコース」を再現するために、2015年にラーメンの世界に飛び込んだ。初めに開店した「中華そば勝本」から始まり、現在の「銀座 八五」までの道のりは、彼の料理人としての自信と情熱の集大成だ。
銀座の3218^2に位置する「銀座 八五」では、フレンチからインスパイアを受けた独自のタレを使用せず、食材の持つ本来の旨味を最大限に引き出したスープが特徴である。黄金色のスープと、老舗「浅草開化楼」特注の細麺が絶妙に絡む一杯は、食通をもうならせる美味しさだ。
ミシュランガイドとは何か?
ミシュランガイドは、レストランを国際的に評価するための権威あるガイドである。1900年に創刊され、1926年からは星やビブグルマンという独自の評価基準が設けられ、世界中の約16,000軒のレストランが紹介されている。このガイドは、レストラン選びに役立てるための情報源として広く支持されている。
店主からのメッセージ
松村店主は、銀座八五の7度目の掲載について「日々お越しいただいているお客様のおかげです」と感謝の意を表した。また、近年は海外からの観光客も多く、今後は海外出店も考えているとのこと。松村氏は66歳を迎える来月も「できる限り厨房に立ち続けたい」と語る。その情熱が、彼のラーメンに対する愛情と職人としての誇りにあふれている。
銀座 八五の店舗情報
- - 店名:銀座 八五(ぎんざ はちごう)
- - 所在地:東京都中央区銀座3丁目14-2 はなぶさビル1階
- - アクセス:都営浅草線・地下鉄日比谷線 東銀座駅から徒歩3分
- - 営業日:火曜~日曜(定休日:月曜・火曜不定休)
- - 公式サイト:銀座 八五
- - SNS:
-
Twitter
-
Instagram
-
Facebook
「銀座 八五」は、今後もその味と技を続けていく。本物の味を求める方にはぜひ一度訪れてほしい。