参議院選挙に向けた市民の声を届けるオンライン投票
今回の参議院議員選挙を控え、教育に関連した重要課題を無視せず、私たち市民の声を政党に届ける特別なキャンペーンが開催されています。これは、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)が参加している教育協力NGOネットワーク(JNNE)が主催するSDG4教育キャンペーンの一環です。
SDG4教育キャンペーンとは
SDG4教育キャンペーンは、2003年から続く活動で、国内外の教育課題を解決するために、市民の意見を政党に伝えることを目的としています。このキャンペーンでは、特に著しい影響を受けている教育問題に焦点を当て、それに対する日本政府や政党の取り組みを問う6つの質問を設定しています。
オンライン投票の概要
2023年5月23日まで、オンライン投票が行われています。この投票は、参加者が各政党の教育政策に対する意見を示し、より良い教育制度を求めるための重要な手段です。先月行なわれた政党アンケートには、7つの国政政党からの回答がありました。
このキャンペーンに参加することによって、教育の質を向上させるための具体的なアクションを求めることができます。投票は匿名で行えるため、多くの方々が自分の意見を自由に発信することが可能です。
教育への理解を深めるワークショップ
さらに、SDG4教育キャンペーン2025の公式教材も公開されています。これを利用して実施される授業やワークショップに参加することで、教育問題に対する理解を深め、自身の知識を広げることもできます。特に、2025年3月24日(月)に予定されているオンラインワークショップは、20名の枠という限られた人数で行われるため、早めの申し込みが推奨されています。
このワークショップでは、教育課題についての知識を深める他、参加者同士での意見交換の場ともなります。公式教材を活用することで、新たな視点が得られることでしょう。参加費は無料ですが、事前に申し込みが必要です。詳細は公式サイトで確認できます。
参加方法と投票手順
キャンペーンへの参加には、以下のステップが用意されています。
- - STEP1: まずは、教育に関連する政党のアンケート回答を確認しましょう。
- - STEP2: その結果を基に、どのような教育政策が必要かを考えましょう。公式教材も利用し、様々な視点を持つことが重要です。
- - STEP3: 最後に、オンライン投票に参加し、自分の意見を届けます。投票期間は政党名を伏せた状態で行われ、5月26日以降にはその結果が公開されます。
このキャンペーンを通じて、市民ひとりひとりが声を上げることが、日本の教育をより良いものに変える第一歩となります。自分の意見を形にする絶好の機会です。みなさんもぜひ、参加してください!
市民からの声を政治に届けよう
このSDG4教育キャンペーンは単なる投票だけでなく、意見交換や政策提言の場でもあります。子どもや若者が自らの声を届ける活動も募集していて、今後の教育政策にクリエイティブな影響を与える機会ともなりえます。正直な意見が求められるこの時期に、ぜひとも一緒に考え、声を上げていきましょう。