関谷健一朗が『フランス農事功労章シュヴァリエ』を受章
フレンチレストラン『ガストロノミー “ジョエル・ロブション”』のエグゼクティブシェフである関谷健一朗氏が、2024年7月1日に『フランス農事功労章シュヴァリエ』の受章が発表されました。この名誉は、フランスの農業・食料主権大臣が授与するもので、特にフランス農産物の対外輸出や食文化の普及に貢献した人物に与えられます。関谷氏は、2024年12月17日にフランス大使館にて受章式が行われ、農務参事官ジェローム・ペルドロー氏より勲記と勲章を授かりました。
料理への情熱と努力
関谷シェフは、その料理人としてのキャリアにおいて、常に情熱を持ってフランス料理の伝承に取り組んできました。彼は数々の名誉あるコンクールに参加し、その実力を証明しています。特に印象深いのが、2018年に開催された「第52回〈ル・テタンジェ〉国際料理賞コンクール・インターナショナル」で、日本人として34年ぶりに世界一の称号を獲得したことです。また、2023年には、フランス国家最優秀職人章(M.O.F.)を受章し、フランス人以外としては初めて料理部門でその栄誉を得ました。
さらに、彼は専門学校の講師や国際的なコンクールの審査員としても活躍しており、次世代の料理人たちに技術や知識を継承することにも力を入れています。
関谷のコメント
受章に際して、関谷シェフは「名誉ある章を授与していただき心より感謝申し上げます。料理人として食材に誠実に向き合い、素材を生かすことを大切にしてきました。これからもフランス料理を日本に伝え、次世代に技術を継承していきたい」と語っています。彼はフランスと日本の架け橋になるべく、尽力する意志を表明しました。
関谷健一朗のプロフィール
関谷シェフは1979年に千葉県で生まれました。専門学校を卒業後、ホテルでの経験を経て、2002年にフランスに渡ります。2006年にはパリのラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションで働き始め、26歳の若さでスーシェフに抜擢されました。その後、2010年に東京・六本木の店舗でシェフに就任し、2021年にはガストロノミー“ジョエル・ロブション”のエグゼクティブシェフを務めるようになりました。
2024年には開業から30周年を迎えるこのレストランは、世界中の美食家から「皿の上の芸術」として認識され、数々の賞を受賞してきました。関谷師の哲学「料理は愛」を受け継ぎ、最高のサービスとともにお客様に提供されています。
ガストロノミー“ジョエル・ロブション”の魅力
このレストランは、最高の素材を贅沢に使用し、素材のクオリティを最大限に引き出しています。先の受賞歴や、今後の活躍にも注目が集まります。ジョエル・ロブションをご体験されたい方は、ぜひ店舗を訪れてみてはいかがでしょうか。
公式情報
関谷健一朗シェフを応援しに、ぜひガストロノミー“ジョエル・ロブション”を訪れて、その魅力を感じてみてください。