ナノテクノロジーの未来を探る国際イベント「nano tech 2025」
2025年のナノテクノロジーに関心がある方へ、期待の国際展示会「nano tech 2025 第24回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」が開催されます。このイベントは、2025年1月29日(水)から31日(金)まで東京ビッグサイトの東4・5ホールで行われる予定です。主催は、nano tech実行委員会が担い、株式会社JTBコミュニケーションデザインが事務局を務めます。
イノベーションとビジネスの融合
「イノベーションで未来のビジネスを拓く」というテーマのもと、412社・団体が出展します。国内外から集まった革新的な材料や次世代デバイスが並び、研究開発の事業化とイノベーション共創の場としての役割を果たします。特に、ナノテクノロジーが支える未来の技術は、様々な産業に大きな影響を与えると期待されています。
シンポジウムでの深堀り
今回のイベントでは、nano techでしか味わえない特別シンポジウムも用意されています。異なる分野の専門家たちが「PFAS」「環境」「創薬」「ライフサイエンス」「量子」「化粧品」「半導体」といったテーマに沿った講演を行い、最新情報を提供します。特に注目されるセッションには、ナノテクノロジーによる半導体や化粧品の革新、さらには量子技術の進化についてのものがあります。
シンポジウム日程(予定)
- ナノテクノロジーが最先端半導体を先導する
- ナノテクノロジーが化粧品の新たな可能性を拡げる
- ナノテクで加速する量子技術イノベーション
- 認知症:早期発見・診断の新展開〜健康長寿社会実現への貢献〜
- ディープテックスタートアップと死の谷
- 持続可能な成長戦略:樹脂リサイクルの戦略的活用
- PFAS規制、影響を受ける用途、及び代替技術の動向
新ゾーン「Deep Tech」の登場
nano tech 2025から新しく設置されるゾーンとして、「Deep Tech」が加わります。ここでは、量子技術やAI・機械学習、次世代エネルギー、バイオテクノロジーといった最先端技術が一堂に展示され、様々な企業や研究者によるプレゼンテーションが行われます。最先端の技術を体験できる貴重な機会です。
注目の出展者
多数の出展者の中でも、特に目を引く企業が数多くあります。例えば、積水化成品工業はナノ粒子を利用した新機能材料を紹介し、ユシロ化学工業は自己修復できるWIZARDシリーズを展示します。また、ダイキン工業が提供する研究活動をサポートするDXソリューションも注目を集めています。
表彰式とエンディング
最終日には「nano tech 2025 大賞」の授賞式が行われ、最優秀出展者や各部門賞が発表されます。出展者の革新性や市場への影響について、評価された企業がどのように受賞するのか、目が離せません。
公式ウェブサイトで最新情報を
入場は無料ですが、事前の登録が必要です。公式ウェブサイトでは、参加者や出展企業、シンポジウムの詳細など、さまざまな情報が掲載されています。ナノテクノロジーの未来に興味がある方は、是非足を運んでみてください。
公式ウェブサイト
このイベントは、ナノテクノロジーが拓く未来のビジネスや様々な可能性を体感する絶好の機会です。また、最新技術に関する知識を深め、自身のビジネスや学問に活かす良いチャンスとなるでしょう。イベントでの経験が新たなアイデアや出会いにつながることを期待しています。