皿になるパッケージ
2025-10-02 17:45:54

奥村印刷が画期的な皿になるパッケージ「beakx」を初披露!

奥村印刷が発表!新しい皿になるパッケージ「beakx」



奥村印刷株式会社(本社:東京都北区)は、2025年10月に幕張メッセで開催される「JAPAN PACK 2025」にて、新製品「beakx(ビークス)」を初披露します。この画期的な製品は、“箱から皿になる”という新しい発想から生まれ、これまでのパッケージ問題を解決することを目指しています。

「beakx」の特徴



「beakx」は、奥村印刷が特許技術として開発した「折り紙食器 beak」シリーズを基にした製品です。リサイクルや廃棄を考慮したデザインで、ミシン目や折り曲げ用の筋を施しており、簡単に組み立てるだけで耐水・耐油性の皿に変身します。これにより、特にアウトドアや災害時に食器が不足する状況でも、食品と皿が一体となって機能します。

1. 安全性と使いやすさの両立



このパッケージの大きな特長は、特殊な折り方を採用しているため、組み立て後は皿として強度を保つことができます。糊やハサミを使わずに簡単に組み立てることができ、開封後の手間を減少させることで、安心して使用できます。

2. デザインと衛生の両立



「beakx」では、皿のフチを折り返す「フラップ構造」が新たに加わっており、食品が直接触れる内側の印刷を避けつつ、自由なデザインを可能にしています。これにより、見た目にも美しく、安全に使用することができます。

3. 環境への配慮



環境負荷を減らすために、100%バージンパルプのFSC森林認証紙を使用し、使用後のリサイクルも考えられています。捨てられた場合でも、生分解が可能であり、追加の環境負荷をかけません。さらに、クリーンエネルギーを使用して生産しているため、エコに配慮した優れたパッケージです。

4. 防災用品としての役割



災害時における水道不足の環境下でも、洗い物が不要な皿として機能するため、食品と一緒に備蓄することで防災用品としての役割を果たします。そのため、特に家庭や避難所でのニーズに応える商品となっています。

開発の背景



「beakx」の開発は、従来の包装資材をただリサイクルするのではない、新たな機能を付加できないかという発想からスタートしました。これまでに「折り紙食器 beak」を基に、数々の賞を受賞している実績もあり、その実用性と革新性が高く評価されています。

その中には、2023年に発表された発明大賞「考案功労賞」など、国内外での受賞歴が含まれており、緊急支援活動や展示会での反響も大きいと報告されています。

「JAPAN PACK 2025」に出展



「beakx」は、2025年の「JAPAN PACK」において、初めての正式披露を行います。展示ブースでは、実物の展示、組み立て体験、さらに開発のコンセプトについての説明が行われます。また、包装業界の専門家との意見交換も行い、パッケージ業界の未来に向けた理解と進展を促進する場となるでしょう。

展示会情報

  • - 会期: 2025年10月7日(火)~10月10日(金)
  • - 会場: 幕張メッセ
  • - ブース番号: 東7ホール 7-122

ぜひ、奥村印刷のブースにお立ち寄りいただき、「beakx」の革新性をご体験ください。

奥村印刷株式会社について



1947年の創業以来、高品質な印刷サービスを提供してきた奥村印刷は、地域社会に根ざしたビジネスを展開しています。最近では、環境に優しい印刷技術の開発にも力を入れており、持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みを行っています。特に、ブランド「beak」による「折り紙食器」は、エコ商品の代表として多くの評価を受けています。

公式サイト: 奥村印刷株式会社


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