NXJIリサーチの設立とその目的
一般財団法人ネクストジャパン・イニシアティブ(NXJI)は、2026年3月12日に岸田文雄元首相を招いて行われた特別公開講義の中で、新しいシンクタンク部門である『NXJIリサーチ』の設立を発表しました。この機関には、元国務大臣の小倉將信氏が初代所長として就任し、日本の政策研究と提言活動を新たな段階へと引き上げることが期待されています。
NXJIはこれまで、若手政治リーダーの育成を目的とした『令和政経義塾』の運営に取り組んできました。このプログラムでは、93名の義塾生のうち24名が国政選挙に出馬し、17名が実際に当選を果たしました。今後はこの成功モデルをもとに、政策の立案を専門とするリサーチ部門が加わることで、より実行力のある政治活動が期待されています。
NXJIリサーチの特徴
NXJIリサーチは、日本における新しいタイプのシンクタンクを目指しています。その特徴として、以下の3つが挙げられます:
1.
長期的かつ全体的な視点からの政策提言:ポピュリズムに流されず、特定の利益集団のみに焦点を当てることなく、全体にとって最適な政策を模索します。
2.
ドゥタンクとの連携:教育機関と連携し、政策の実現に向けた具体的な行動を支援します。
3.
若手メンバーの構成:Next Japanを担う40代以下のメンバーで構成され、幅広い知見をもったアカデミアからの支援を受けます。
この新たな取り組みにより、政策のインパクトを計測し、モニタリングを実施することで、より効果的な政策立案が進められる予定です。
具体的な活動内容
NXJIリサーチは、以下の3つの活動軸に基づいて政策発信や実装、交流を行います:
- - 政策発信:四半期ごとにリリースされる『季報』を通じて、教育、行財政改革、社会保障、政治制度改革に関する情報を発信します。
- - 政策実装:国会議員などの活動をサポートし、現役及びOBOGの義塾生に実践の場を提供します。
- - 政策交流:テーマごとの分科会を設け、メンバー同士のディスカッションを促進し、研究者の育成に繋げます。
活動スケジュール
NXJIリサーチの活動は2026年7月に始まり、最初の『季報』は2026年8月に発行される予定です。以降は、年に4回の発刊を通じて政策の動きをリアルタイムで追跡し、報告していく計画です。2027年6月には年次総会として『政策シンポジウム』を開催し、成果を広く発信する機会を設けます。
小倉將信所長の略歴
小倉將信氏は、東京大学法学部を卒業後、日本銀行に勤務。その後、オックスフォード大学大学院で金融経済学を学びました。衆議院議員を4期にわたり当選し、内閣府特命担当大臣として重要な政策に取り組んできた経験を生かし、今後のNXJIリサーチをリードしていくことになります。彼の政策立案にかける熱意と深い知見が、今後の日本の政治にどのように影響を与えるのか、目が離せません。
結論
NXJIリサーチの設立は、日本の政策研究と若手政治家の育成において新たな局面を迎えることを示しています。今後、どのように日本の重要課題に対処していくのか、期待が高まります。ぜひ、これからの活動にご注目ください。