新たな酒の魅力を発信する「The art of NUKA」と「The art of DASHI」
2025年6月27日、南相馬市に位置する酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」から、特別なお酒が登場します。その名も「The art of NUKA」と「The art of DASHI」。この2種類は、海外で注目を集める燗付師、髙崎丈さんとのコラボレーションによって生まれました。
日本の酒文化の再生
日本酒は本来、家庭内で自由なスタイルで楽しむことができた「どぶろく」文化から始まりました。しかし、明治時代に免許制が導入され、自由な酒づくりが制約されるようになりました。haccobaはこの文化を取り戻すべく、ジャンルを超えた酒作りを通じて日本独自の発酵文化を再生しています。
燗付師との特別な協力
今回の酒は本「The book of ATSUKAN」の発刊を記念したもの。この本は、熱燗の魅力を世界中に伝えるための一助となることを目指しています。髙崎さんが手がけるお料理とのペアリングが楽しめる東京・池尻大橋の「髙崎のおかん」で、この酒の新たな一面を体験することができます。
お酒の詳細
「The art of NUKA」は米、米麹、糠を使用し、「The art of DASHI」は伝統的な出汁文化を取り入れています。両者ともに500mlで価格は税込2,860円。
- - 販売開始日: 2025年6月27日
- - 販売チャンネル:
- haccoba オンラインストア
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- 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET(月曜・木曜休み)
- その他取扱店
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それぞれのお酒の特徴
The art of NUKA
このお酒には秋田県の自然栽培で育てられた亀の尾を使用。極力磨かず精米し、米糠を取り入れることで、その独特な味わいを引き出しています。焙煎した糠を用いたことで、香ばしい風味とともに、温めることでさらに魅力が引き立ちます。
The art of DASHI
「出汁のお酒」という斬新なテーマが特徴で、丁寧に取られた出汁を使用しています。飲むと冷やした時のフルーツのような甘みと、温めた時の米の旨味が楽しめます。出汁がもたらす新たな味わいは、まさに発酵文化の新境地と言えるでしょう。
美しいデザインとネーミング
本商品は、髙崎のおかんのブランディングを手がける土屋勇太さんによってデザインされています。視覚的に目を惹きつけるデザインとコンセプトは、特に海外の人々にも日本の食文化を伝えやすい形となっています。
まとめ
「The art of NUKA」と「The art of DASHI」は日本酒の新たな魅力を発信する商品の一環です。オンラインストアや提携店舗で購入可能ですので、ぜひこの機会にお試しください。自宅でのリラックスタイムや友人との集まりにぴったりの一杯となることでしょう。日本の食文化を感じながら、熱燗の新たな楽しみ方を探ってみませんか?