クラスコが築くAI時代の改善文化
株式会社クラスコ(本社:石川県金沢市)は、全社員が業務改善のアイデアを持ち寄り、実行・共有・表彰する年次イベント『DO IDEA AWARDS 2026』を開催しました。このイベントでは、448件もの改善アイデアが実行され、約1.27億円の経営インパクトを創出したことが発表されています。
経営インパクトの背景
2025年度には、売上や収益の増加、コスト削減に加え、助成金の取得などが含まれ、結果的に生み出された影響が大きなものとなっています。さらに、15,033時間の業務時間削減が実現され、これは約5,262万円に相当します。このような改善活動の数々は、単なる社内の表彰だけに留まらず、全社員が連携して組織全体の競争力を高めるための「未来成長OS」としての役割を果たしています。
DO IDEA AWARDSの意義
『DO IDEA AWARDS』は、社員一人ひとりが「顧客を喜ばせる方法」や「業務を効率化する方法」を考え、実行する文化を根付かせることを目的としています。このイベントは今年で12回目を迎え、過去11年間で累計3,740件の改善実績が積み重ねられ、現場の知恵が全社に横展開される仕組みが確立されました。
AIと業務改善の融合
また、2026年度には「全ての業務にAIエージェントを」というスローガンを掲げ、AIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、GAS(Google Apps Script)と現場社員の知恵を融合させる取り組みが進んでいます。これにより、顧客への提案力や対応品質が向上し、業務改善が持続可能な形で実現されています。
個人の改善が組織を強くする
毎朝の「モーニングブースト」や社内コミュニティを活用して、社員一人ひとりの成功事例が全社に共有されます。これにより、個々の改善事例が組織全体の財産へと育てられ、企業全体の標準品質が確立されます。こうした基盤は、クラスコだけでなく、全国の不動産業界全体の生産性向上にも寄与しています。
表彰された優秀エントリー
『DO IDEA AWARDS 2026』では、いくつかの注目すべきアイデアが表彰されました。グランプリには「修繕から投資へ」転換する提案型接客が選ばれ、オーナーの利益最大化と顧客満足度アップに成功しました。また、準グランプリには、AIとRPAを活用した口座振替登録の完全自動化があり、業務時間の大幅な削減と転記ミスのゼロ化を実現しました。
特別賞には、修繕業務の内製化と情報集約による顧客対応の向上などもあり、各事例が展示され、来場者にも良好なフィードバックがありました。
未来への挑戦「GO100」
クラスコグループは2026年度から2030年までの挑戦として「GO100」を掲げています。このプロジェクトでは、売上100億円、社員平均年収600万円、年間休日120日を目指し、全社員のアイデアを活かして「100の価値」を共創することを目指しています。代表の小村典弘氏は、AIエージェントの活用が企業の競争戦略で欠かせないと強調しています。
現場のアイデアと最新のテクノロジーを融合し続けることで、クラスコは不動産業界の未来を変える新たな価値を創出し続けることを目指しています。
来年度の『DO IDEA AWARDS』にもさらなる進化が期待されます。今後も注目が集まるイベントになることでしょう。