セキュリティを重視したKVMスイッチが新登場
ジャパンマテリアル株式会社は、米国ラスベガスに拠点を置くIP GARD社の開発したセキュアKVMスイッチを、2023年9月30日にリリースしました。この製品群は全て、国際的なセキュリティ評価基準であるNIAP PP 4.0および3.0に準拠しており、機密情報を取り扱う環境でも安心して使用できることが特徴です。
高度なユーザーデータ保護
このセキュアKVMスイッチは、高度なセキュリティ機能を備えており、デスクトップシステム間の情報漏洩を防ぎます。複数のPCを一つのキーボード、マウス、ディスプレイで安全に操作でき、特に政府機関や金融機関、医療機関など、セキュリティを事細かに管理する必要がある分野に最適です。
1. 厳格なセキュリティ対策の実施
このKVMスイッチは、セキュリティレベルが異なるシステム間での情報漏洩や不正通信を防止するため、厳格な対策が講じられています。全てのモデルにはCACポートがあり、スマートカードや身分証リーダーの安全な操作も実現しています。これにより、ユーザーは重要なデータを守りながら、効率的に作業を進めることができます。
2. 信号経路の分離
デバイス間の信号経路がしっかりと分離されているため、USB・映像・音声などの情報の干渉が防がれます。この設計によって、安定した運用が可能となり、安心して業務に専念することができます。特に、データセンターや重要な業務を行う部署には理想的なソリューションです。
3. USBデバイスのフィルタリング
特定のUSBデバイスのみを許可することで、USBメモリやウェブカメラなどの外部機器を制限し、マルウェア感染や情報漏洩のリスクを低減します。セキュリティ対策が強化され、より安全なデータ管理が実現します。
4. ファームウェアの保護と改ざん検知
このKVMスイッチでは、再書き込みが不可能なファームウェア設計が施されており、不正な改変からシステムを守ります。また、不正改ざんを検知するための特別なシールとスイッチも搭載されています。
マルチディスプレイ対応の豊富なモデル
マルチディスプレイに対応しているため、複数の画面を利用して作業することができ、生産性の向上が期待できます。DisplayPortやHDMIの各入出力に対応したモデルを数多く取り揃えています。
各モデルには異なるポート数と画面数があり、オプションのリモートコントローラーも用意されているため、業務のニーズに応じた選択が可能です。たとえば、最新のDisplayPort対応モデルでは、NIAP PP 4.0に準拠した4ポート構成を提供しており、一つの画面にプレビューを設定することもできます。
IP GARD社の信頼性
米国におけるサイバーセキュリティ対策の進化に合わせて、IP GARD社は先進的なセキュリティ製品を提供しており、その評判は高いです。金融業界や防衛関連市場においても幅広く採用されているため、その信頼性が確保されています。
詳細情報と購入方法
このセキュアKVMスイッチの詳細情報や購入は、ジャパンマテリアルの公式サイトで確認できます。価格や取り扱い店舗も掲載されているため、自分の業務に合った製品を検討する際の参考になるでしょう。安心してご利用いただける製品を展開し続けるジャパンマテリアルに注目です。