岡山大学が修了式
2025-12-20 17:02:26

岡山大学が南米からの研修生を受け入れ、華やかな修了式を開催

2025年12月16日、岡山県庁において「ブラジルからの研修員修了式」が催されました。この式典には、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科で学んだ研修生、三浦ブルーナ理絵さんが出席しました。

このプログラムは岡山県が主催する「令和7年度南米次世代交流プログラム」の一環であり、将来のビジネスリーダーを育成する目的で行われました。研修生は岡山の企業や大学において専門的な知識を身につけることを目指し、また地域住民との交流を通じて国際的な友好関係を深めることも重要な目的です。

三浦さんは、10月上旬から12月上旬にかけて、岡山大学の情報セキュリティ工学分野において研修を受けました。彼女はブラジルと日本の情報セキュリティに関する法律や規制を比較し、プライバシーデータ保護に関する研究を行いました。また、ITツールやプログラミングを利用し、フィッシング詐欺の事例分析にも取り組むなど、非常に充実した内容でした。

修了式の際、三浦さんは母親が約30年前に同様のプログラムで岡山に来たことを語り、「岡山に来るという夢が叶った」と感謝の意を表しました。彼女は、日本語学習や歴史学習を通じて岡山との関わりを深め、充実した日々を送れたことを述べ、これらの経験を次世代の日系人に伝えていきたいと述べました。

伊原木隆太知事は、研修生に修了証書を授与し、「日本国内だけでなく、岡山と世界をつなぐネットワークが形成されていることを嬉しく思います」と祝福。岡山とブラジルの友好関係の深化を願いました。また、今回のプログラムを支援した岡山大学には知事から感謝状が贈呈されました。

岡山大学は、今後も多くの国の留学生を受け入れ、国際的に活躍できる人材の育成に注力していく方針です。三浦さんの貴重な取り組みや岡山大学の地元との密接な関係が育む教育プログラムに、さらなる期待が寄せられています。地域中核の特色ある研究大学として、岡山大学の次世代リーダー育成への取り組みが今後も続くことに注目したいですね。

修了式の後、参加者たちは記念写真を撮り、彼女の研修成果についても懇談が行われました。このような国際交流プログラムは、学術的な知識を深めるだけでなく、文化的な理解と絆をも育む重要な機会です。岡山大学は、国際社会の一員として、今後も積極的な教育活動を展開していくことでしょう。


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