大竹教授、NASA賞受賞
2025-08-05 21:32:18

日本人初の快挙!岡山大学の大竹教授がNASAコラディーニ賞を受賞

日本人初の快挙!岡山大学の大竹教授がNASAコラディーニ賞を受賞



国立大学法人岡山大学にて、惑星物質研究所の大竹真紀子教授が、NASAの太陽系探査研究バーチャル研究所(SSERVI)により主催された「コラディーニ賞」を受賞したことは、学術界における大きな話題となっています。この受賞は、太陽系探査の分野で顕著な成果を挙げた研究者に贈られるものであり、大竹教授は日本人として初めての快挙を成し遂げました。

大竹教授の受賞理由



大竹教授は、JAXAの月探査機「かぐや」の観測機器の開発責任者として知られており、その他にも日本初の月面着陸に成功した「SLIM」などの多くの探査ミッションに関わってきました。これらのミッションを通じて得られた観測データを解析し、月の起源や進化といった重要な科学成果を挙げるなど、太陽系科学の発展に多大な貢献をしています。

コラディーニ賞の受賞は、大竹教授がこれまでに行った研究活動が国際的に高く評価された証でもあり、研究者としての業績が世界に認められたことを意味します。この賞の受賞発表は、アメリカ・ニューメキシコ州で行われた「NASA探査科学フォーラム2025」にて行われ、教授はオンラインでのスピーチを通じて、その栄誉を分かち合いました。

未来への期待



受賞スピーチにおいては、これまでの探査ミッションに関わった全ての関係者への感謝の意を表すとともに、今後注力する予定の月極域探査機「LUPEX」ミッションに対する期待を語りました。また、将来的には宇宙飛行士による月面での岩石採取を支援することが自身の夢であると明言しました。岡山大学としても、大竹教授のさらなる活躍に期待を寄せており、次世代の宇宙科学研究者の育成にも尽力する意向を示しています。

コラディーニ賞とは



コラディーニ賞は、NASAの太陽系探査研究バーチャル研究所(SSERVI)が授与するもので、太陽系探査における卓越した貢献を称える国際的に名誉ある賞です。この賞は、数年にわたっての研究成果や、惑星科学の発展に寄与した長期的で重要な貢献を評価するためのものであり、大竹教授の受賞はその努力が評価された結果です。

大竹教授の受賞は、岡山大学が地域中核・特色ある研究大学として一層の発展を遂げる上でも大きな励みとなります。今後も地域社会と共に成長し、未来の宇宙科学に貢献できる研究を推進していく岡山大学にご期待ください。


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