新たな表現を追求するEYE VDJ MASAの新曲『RAIN BEAT』
ALS当事者のクリエイターであるEYE VDJ MASA(武藤将胤)の新曲『RAIN BEAT』が、2026年8月26日(水)より音楽配信サービスで聴くことができるようになります。この楽曲は、彼が視線入力を用いて作曲したもので、6月20日に開催された「MOVE FES.2026」の10周年特別公演で初めてお披露目されました。
『RAIN BEAT』の誕生ストーリー
『RAIN BEAT』は、MPLUSPLUS DANCERSが展開するダンスパフォーマンス「LED VISION UMBRELLA」がインスピレーションの源です。このパフォーマンスは、3,000個以上のLEDを装備した傘を用いて、光や映像を表現するもので、その姿に触発されたEYE VDJ MASAが視線入力を駆使し、雨の音やリズムを模した曲を完成させました。雨粒の音を想起させるビートに乗せて、傘が光り輝く様子が頭に浮かんできるような曲調です。
MOVE FES.2026の感動的な舞台
「MOVE FES.2026」での初披露は、まさに圧巻のパフォーマンスでした。EYE VDJ MASAによる身体拡張ライブの中で、MPLUSPLUS DANCERSがLED VISION UMBRELLAと共に織りなす華やかなダンスとのコラボレーション。雨と雷の演出が場内を包み込む中、視線入力を活用した映像とサウンドが美しいハーモニーを奏で、まるで本当に雨が降っているかのような幻想的な空間が広がりました。EYE VDJ MASAは、身体の自由が制限される中でも、最新のテクノロジーを通じて音楽や映像を創り出しており、『RAIN BEAT』はその挑戦の象徴とも言える作品です。
EYE VDJ MASAとは?
EYE VDJ MASA(武藤将胤)は、ALSの影響を受けながらも、クリエイターとして積極的に音楽活動を行っています。2013年にALSを発症して以降、彼は常に自らの経験を社会に発信し続けてきました。一般社団法人WITH ALSの代表理事としても、ALSの啓発活動や音楽フェス「MOVE FES.」のプロデュースを行っており、視線入力を用いた創作活動を通じて、人々に新たな希望やインスピレーションを与えています。
ALSとその周辺の理解
ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、運動ニューロンが侵され、筋肉の動きが徐々に制限される難病です。意識や知性は保たれたまま、身体の動きやコミュニケーションが困難になるため、患者のQOL(生活の質)を向上させるための支援が必要とされています。WITH ALSは、患者やその家族、そして社会全体に向けた支援活動を通じ、患者の声を広め、ALSへの理解を深める努力を続けています。
まとめ
EYE VDJ MASAの新曲『RAIN BEAT』は、テクノロジーと芸術の融合を感じさせる作品です。ぜひ配信を聴きながら、彼の想いと音楽の世界を体験してみてください。配信リンクは
こちらです。