理系ガームズの動向
2025-03-10 10:58:58

東大発の理系ボードゲーム制作者が学習塾に完全譲渡

株式会社理系gamesが学習塾エストの子会社に



東京都小平市に本社を置く株式会社理系gamesが、2025年2月28日付で学習塾を運営する株式会社エストの完全子会社となることが発表されました。新井一希が創業したこの企業は、理系科目をテーマにしたボードゲームシリーズ「理系ゲームズ」を展開しており、教育とエンターテインメントを融合した新しいアプローチで注目を集めています。

完全子会社化の背景



理系gamesは2021年に新井によって個人事業「EXPlayin」としてスタート。家庭用ボードゲームを通じて理系への関心を高めることを目指してきました。完全子会社化の背景には、企画者の新井が東京大学大学院を卒業するタイミングがあり、今後の事業展開を大きな企業に託すことが最適だと考えたことがありました。

M&Aプラットフォーム「BATONZ」を利用してエストにアプローチし、最終的に契約に至ったのです。新井は「理系を、もっとたのしく。」という理念をエストも理解してくれると確信し、思い切った決断を下しました。

理系gamesのボードゲームが持つ意義



株式会社理系gamesは「理系を、もっとたのしく。」をミッションに掲げ、教育をゲームで学ぶ楽しさを提供しています。ボードゲームシリーズ「理系ゲームズ」では、高校化学の有機分野をテーマにした『有機大富豪』、高校物理の熱力学を扱った『熱力学ワーカーズ』、素因数分解をテーマにした『素数スピード』など、多岐にわたるボードゲームが登場しています。

これらのゲームは、勉強しながら楽しむことができるため、小中学生や高校生、さらには大学生にかけて、その認知度を高めています。2022年に行ったクラウドファンディングでも成功を収め、現在までに累計1万部の販売実績を達成。社会全体における教育の形態に新しい風を吹き込んでいます。

今後の展望



新井一希は自身の会社をエストに譲渡することで、さらなる成長を見込んでいます。従来の理系ゲームズの理念を引き継ぎつつ、エストの強みである教育事業をシナジーさせ、より多くの子供たちに理系を楽しく学んでもらいたいとの思いがあります。

落合暁エスト代表は、「教育の分野では、学びと遊びを併せ持ったゲームがいかに重要か考え続けてきた。新しい挑戦ができることにワクワクしている」と述べ、今後の展開に期待を寄せています。

教育界に新風を



この株式譲渡により、理系gamesの持つ教育的価値とエンターテインメントが融合した商品展開が加速することが期待されます。子供たちが遊びながら理系の知識を身につける未来を目指し、エストの新たな取り組みには注目です。今後の新作の登場や教育界での活動に注視したいところです。

特に、理系科目への興味が薄れがちな今、こうしたボードゲームを通じて理系の面白さや魅力を届けることができれば、より多くの層に支持されることでしょう。

おわりに



理系gamesが学習塾エスト傘下となることで、教育におけるボードゲームの重要性と可能性が改めて認識されることが期待されます。親子で楽しむことができる教育ツールとしての成長を見逃さないようにしましょう。理系ゲームズの今後に目が離せません!


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