リコーのアクセラレータープログラム「TRIBUS 2024」成果発表会
2025年2月7日、株式会社ユニッジが支援するリコーのアクセラレータープログラム「TRIBUS 2024」の成果発表会が開催されました。この取り組みは、リコーが新規事業創出を促進するために支援を行うプログラムとして、2019年にスタートしたものです。
TRIBUSとは?
TRIBUSとは、リコーが社内起業家プログラムと外部スタートアップとの協業を結集した統合型アクセラレータープログラムです。リコーグループ社員が応募することができ、多様な新たなビジネスモデルを探求する場を提供しています。これまでに約600件の応募があり、40社以上の共創事例が生まれました。新たな文化を育むために、リコーは一歩踏み込んで挑戦する人々を支援しているのです。
参加スタートアップの成長
2024年度のプログラムには、リコー社内から65件、外部から172件という過去最多の応募がありました。筆者の注目を集めたのは、特に各参加企業が持つ革新的なアイデアの数々です。
- - 株式会社THA: 最先端のAIを活用した「AI社長」サービスで、社員の自立的な行動を促進。
- - 株式会社ジョシュ: 医療介護分野における情報の連携を強化するクラウドサービスを提供。
- - EAGLYS株式会社: プライバシー保護とデータ活用を融合させた新商品を開発中。
これらのスタートアップは、リコーとの連携を通じて実践的な成果を上げ、成長を続けています。参加企業はそれぞれの事業において革新を追求し、未来のビジネス環境を見据えた取り組みを進めています。
賞の授与
発表会では、特に優れたプランに対し協賛企業からの賞も授与されました。KDDI∞Labo賞やコナミデジタルエンタテインメント賞を受賞した株式会社palanは、地域の魅力をARで拡張するアイデアを提案しました。また、JR東海の賞を受賞した株式会社Circloopは、オフィス資源の循環を促進するリユーザブルカップのシェアサービスを展開しています。
今後の展望
「TRIBUS 2024」の参加者たちは、今後も各自のプロジェクトの事業化に向けて力を尽くすことでしょう。リコーは、プログラムを通じて新規事業の創出を図り、業界全体におけるイノベーションを推進していく考えです。
UNIDGEは、このようなプログラムの運営を通じて未来のビジネス文化を育むための支援を行っています。これからもプログラムの動向に注目が集まります。リコーは、新たな挑戦をする起業家を応援し、共に成長する未来を描いています。
今後も「TRIBUS」の活動を通じて、より多くのアイデアが具現化されることでしょう。