四足ロボが挑む農業支援
2025-11-16 23:26:24

岡山大学、メッセナゴヤ2025で四足歩行ロボットを披露し地域課題提案

2025年11月6日と7日の両日、ポートメッセなごやで開催された「メッセナゴヤ2025」において、岡山大学が株式会社TIMEWELLと共に出展しました。本展では、学生たちが四足歩行ロボットを用いたスマート農業に関する取り組みを披露し、幅広い分野での応用可能性について議論を促しました。

生徒たちの挑戦


展覧会のブースでは、岡山大学の学生チームがロボットの操作とデモを行い、農作業のサポートに関する具体的なイメージを来場者に伝えました。作業の一環として、物資運搬や圃場の監視など、今後の農業におけるロボットの利用方法について詳しく紹介しました。来場者数は二日間で約100人にのぼり、現場での積極的な意見交換を行いました。

多様な応用可能性


参加者からは、地下インフラや災害現場といった取り扱いの難しい状況におけるロボットの活用ニーズに関する声が上がり、この技術がもたらす社会的効用に対する期待が高まっている様子が見受けられました。また、熊の出没対策としての指向性スピーカーの設置提案など、具体的な技術提案もありました。

地域との連携


岡山大学では、企業や自治体との連携を視野に入れた新たなビジネスの機会が創出されています。現在、実証実験や共同研究のための協力意向が企業から寄せられており、地域社会におけるスマート農業の実行に向けた期待が高まっています。特に、今年の11月14日と15日に岡山県浅口市寄島町のレモン畑で計画されているフィールド実証について、多くの見学希望が寄せられています。

次世代に向けた教育の重要性


本出展を通じて、学生たちが最先端の技術を社会に実装する姿勢に高い評価が寄せられ、次世代の地域課題解決のための人材育成が一層必要であることが示されました。企業や自治体との連携により、地域課題への取り組みをさらに深める状況を作り上げていく考えです。

今後の展望


今回の出展は、地域中核大学としての岡山大学の研究成果を広める重要な機会となりました。今後も学生、研究者、企業、自治体が協力し、幅広い分野における地域課題解決に向けたプロジェクトを推進していきます。また、年に一度の「岡山大学 R&D Showcase 2025」が2025年12月2日に予定されており、最新の研究成果が発表される予定です。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学にご期待ください。


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