Zeveroと住商フーズが共に進める持続可能な社会の実現へ

Zeveroと住商フーズが共に進めるサステナビリティの未来

東京都に拠点を置くグローバルスタートアップ、株式会社Zeveroが住商フーズ株式会社と提携し、サステナビリティを推進するための包括的なコンサルティングプロジェクトをスタートしました。この取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップと位置づけられています。

協業の背景と目的

住商フーズは、「食」のプロフェッショナルとして、安全で高品質な商品を安定供給することを使命としています。そして、事業を通じて社会的な課題の解決に取り組むことこそが、持続可能な社会を築くために不可欠だと考えています。これを実現するために、Zeveroのノウハウを最大限に活用し、脱炭素やサステナビリティ戦略を強化することが狙いです。

Zeveroは、AIと専門知識を組み合わせたプラットフォームを提供しており、企業のサステナビリティ戦略を包括的にサポートしています。今回の提携によって、住商フーズは持続可能性に関する重要な課題の特定から、KPIの設定、データ管理体制の構築までを一貫して支援されることとなります。これにより、同社は中長期的な価値創造を促進し、利害関係者への透明性を向上させることが期待されています。

住商フーズ株式会社の経営管理本部長である原島昌也氏は、「当社は『World Food Curator』として、商品の調達から消費までのバリューチェーン全体を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。Zeveroの支援を通じて、当社独自のマテリアリティを策定し、社会課題の解決に向けた取り組みを続けていきます」と語っています。

ZeveroのCEO、森マーヴィン氏は「食の安全とサステナビリティが求められる中、住商フーズと共にサプライチェーンにおける課題を特定し、社内に浸透させることができるのは大変光栄です。食品産業のサステナビリティを共に推進していきます」と述べ、今後の協業への期待を示しております。

住商フーズの取り組み

住商フーズは、住友商事グループの食品事業の中核企業として、食品、飲料、食肉、穀物など幅広い商品を取り扱っています。彼らは「安全・安心」と「持続可能性の追求」を企業の使命とし、環境負荷の低減に向けた多面的な取り組みを進めています。

現在、国内外での安定調達と高付加価値の提案を行うことで、食品業界における全ての関係者との信頼関係を深化させています。その結果、持続可能な方法での事業展開が現実のものとなっており、社会全体への貢献を目指しています。

Zeveroのサービス

Zeveroは、企業向けにサステナビリティ戦略を支援するプラットフォームとコンサルティングサービスを提供しており、AIエンジンによる自動排出量マッチング機能と専門知識を融合させていることが特長です。このように、Zeveroは企業の排出量管理やESGの開示、ブランディングサポートを行っており、特に日本国内では中小企業から大手企業まで広範な支援を行っています。

さらに、Zeveroの技術を利用することで、企業はサステナビリティ関連の課題を可視化し、実行可能な削減アクションを導き出せるようになります。国際的な開示基準に遵拠したESG報告書のAI作成支援も行っており、これにより業務負担を大幅に軽減し、企業のサステナビリティへの取り組みを強化する手助けをしています。