無印良品が東京農工大学府中キャンパスに新たな店舗をオープン

無印良品東京農工大学府中キャンパス開店

無印良品が東京都府中市に新たに「無印良品東京農工大学府中キャンパス」を4月19日（土）にオープンします。この新店舗は、国立大学法人東京農工大学が設置した「西東京国際イノベーション共創拠点」の一部として位置づけられ、大学キャンパス内における2店舗目の出店となります。

東京農工大学との協力

無印良品を展開する株式会社良品計画は、東京農工大学との間で産学連携の取り組みを進めており、これまで大学の学園祭への出店などを通じて良好な関係を築いてきました。このたび、新たな連携協定を2024年8月に締結したことにより、大学の研究成果を基にした商品開発や地域活動への貢献が期待されています。具体的には、以下のような取り組みが含まれています。

- 食の資源循環に関する取り組み
- 大学の施設を使用した販売実証
- セミナーやイベントの共催

店舗の特徴

新店舗は「店舗が地域の生態系の要素になる」というコンセプトに基づいています。地域住民や学生が気軽に立ち寄れる空間を作り上げ、地域文化の一部として機能することを目指しています。様々なアイテムが揃うだけでなく、地域のニーズに応じた商品展開も行います。

NOKO TO GO

店舗内には「NOKO TO GO」と名付けられた学生のお勧め商品を展示するスペースも設けられ、食と農をテーマにした商品開発やイベントも予定されています。これにより、学生や大学との連携が強まると共に、地域への新しい提案を行っていく計画です。

毎日の暮らしの一部に

一般の地域住民にも利用しやすいよう、冷凍食品や生活雑貨、衣類など様々な商品が揃い、日常生活に役立つアイテムが取り揃えられています。また、学生や教職員も気軽に立ち寄れるように、スナック類や飲料、文房具も販売されています。

循環型社会への取り組み

無印良品の削減活動として、不要になった衣料品やプラスチック製品を回収するコーナーの設置や、無料の給水機を用意してマイボトルを推奨するなど、循環型社会の実現に向けた取り組みも行います。さらに、「つながる絵本プロジェクト」として、地域の保育施設に向けて絵本を寄付する活動も行い、地域社会への貢献も図ります。