AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド
2026年8月24日、株式会社アジケの代表取締役社長、梅本周作氏による書籍『AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド』が発刊される。この本は、AIを駆使してデザイン業務を効率化し、ユーザー理解と品質判断を強化する方法に焦点を当てている。AIの進展が業務の「作り方」に大きな影響を与えているにもかかわらず、その実務への適用が遅れがちな現場にとって、貴重な指針となるだろう。
この書籍の背景には、生成AIの出現によってデザインの試作時間が大幅に短縮されたという現実がある。しかし、それを業務プロセスに組み込むことができていない企業が多いのが実情だ。本書は、そのギャップを埋めるために執筆された。具体的には、試作から検証、実装までを迅速に行うための方法論を示し、個別のAIツールの使い方だけでなく、実務を元にしたケーススタディを通じて実践的な知見を提供している。
書籍の内容を掘り下げる
『AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド』は、Webデザイン業務におけるAIの活用法について詳述しており、特にデザイナーにとってその新しいワークフローを理解することができる内容となっている。このボードには、より早く試作を行い、数多くの案を検討し、さらに検証を重ねることで、より質の高いデザインを生み出すための理論と実践が盛り込まれている。
著者の梅本氏は、AIによる効率化が実現した時間をどのように活用するかが重要だと強調している。単純にスピードアップを目指すのではなく、その結果得られる時間を使ってユーザーの理解や製品の品質を判断するための深い思考に再投資することが求められている。
この点において、アジケの取り組みは特筆すべきものである。同社はサービスデザインにおいて、実際のプロジェクトを通じて蓄積してきた知識を本書に注いでおり、AIを活用した新たなデザインアプローチを提唱している。
福岡でのリアルイベントも開催
さらに、この書籍の刊行を記念して、2026年9月16日(水)には福岡・天神にて関連イベントが予定されており、実際に企業でプロダクト開発やサービス開発に関わる担当者を対象としたトークセッションと質疑応答が行われる。定員は50名で、専門家から直接学ぶ機会が提供されている。
このイベントでは、AI活用における判断の重要性や、企業がAIを活用した際にどのように判断力を維持していくかについてディスカッションが行われる予定だ。
梅本氏のビジョン
「AIを使い始めた当初驚いたのは、速く作れることだけでなく、速くなった分だけ判断の回数が増えることだった」と梅本氏は述べている。デザイナーや製品開発に関与するすべての人々にとって、この本は単なる作業をこなすためのガイドではなく、AIと共に作業を進める中で何を重要視するかを問いかける内容となっている。
著者情報
梅本周作氏は、2007年にアジケを創業し、約20年にわたりサービスデザインやUI/UX改善に携わってきた。AIを取り入れたデザイン経営を推進しながら、多くの企業や団体での講演や研修を行っている。
この新刊書籍は、AIを利用して業界全体の制作プロセスの進化を促し、デザイナーやプロダクト開発の担当者にとって欠かせない一冊となることでしょう。興味のある方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。