ジオクエConnect始動
2025-03-03 11:28:47

ユーザー参加型情報収集サービス「ジオクエConnect」が全国展開を開始

「ジオクエConnect」の魅力を探る



ジオテクノロジーズ株式会社は、本日から日本全国のユーザーが参加できる新たな情報収集サービス「ジオクエConnect」(GeoQuest Connect)の提供を開始しました。このサービスは、同社が運営するポイ活アプリ「GeoQuest」にユーザーが投稿する形で成り立っています。ユーザーは地域のインフラや施設などの情報を、写真付きで企業や自治体に提供することで、ポイントを獲得できる仕組みです。

「ジオクエConnect」は、インフラ保守における情報収集の効率化を目的としています。最近、全国的にインフラの老朽化が深刻な問題となっており、迅速かつ効率的な保守点検が求められています。しかし高齢化や少子化による労働力不足が影響し、十分な保守体制を確保するのが難しくなっています。そこで新たな調査手法の模索が始まったのです。

ジオテクノロジーズは、約30年にわたりデジタル地図の整備を行ってきた経験を活かし、「ジオクエConnect」を通じてユーザーと企業・自治体をつなぎます。ユーザー生成コンテンツ(UGC)を活用することで、今まで1か月かかる現地調査が数日間で済むという実績も上がっています。そのため、企業や自治体は今まで以上に迅速に、なおかつ正確な情報収集が可能になります。

さらに今回、新サービスの初備として中部電力パワーグリッド株式会社が、愛知県三河地区で鳥の巣調査のキャンペーンを始めました。この取り組みは、鳥の巣が電柱に作られることで停電が発生する問題に対処するものです。カラスなどの鳥が過去に巣を作ったエリアで、再度巣作りを行う習性があるため、同社では定期的に点検を行っています。しかし、この作業は多大な労力を要し、効率化が求められていました。そこでジオクエConnectが活用され、地域住民が情報を提供することで、点検の効率向上を図るという仕組みです。

具体的には、調査対象地域の電柱にできた鳥の巣の写真を撮影し、その情報を収集します。この試みは、全国でも初めてのポイ活型の調査として注目されています。調査の期間は2025年の5月31日までで、この期間中に提出された写真は、ポイントとして評価されます。

今年の春から初夏にかけて電柱には多くの鳥の巣が作られるため、これをいかに早く把握し、対応するかが重要です。この取り組みによって、電力の安定供給が一層促進されることでしょう。

「ジオクエ」の魅力



「ジオクエConnect」を支えるアプリ「GeoQuest」は、ユーザーが街中を散策しながら“ながらポイ活”を楽しむことができる無償アプリです。様々な施設の写真を撮りアップロードすることでポイントを獲得でき、そのポイントはAmazonギフトカードやPayPayなど様々なものに交換可能です。

このように、ただ写真を撮るだけでなく、現地の情報を提供することで社会に貢献できる点がこのサービスの大きな魅力です。「ジオクエ」は、約30年にわたるジオテクノロジーズの知識を活かし、デジタル地図の品質向上にも貢献するため、利用者は自らの行動が地域社会やインフラの保守に直接つながることを実感できるでしょう。

まとめ



ジオテクノロジーズの新サービス「ジオクエConnect」は、ユーザー参加型の情報収集プラットフォームとして、今後のインフラ保守業界に変革をもたらします。地域社会の一員として、参加することで自分の行動が社会に与える影響を実感できるこのサービスは、ぜひ多くの方に利用していただきたいものです。今後がますます楽しみですね。詳細は公式ウェブサイト「ジオクエConnect」をご覧ください。


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