IoTデバイスRxT-01販売開始
2025-02-12 15:40:23

東京大学共同開発のデータ転送IoTデバイスRxT-01が販売開始!研究効率化へ向けた革新的ソリューション

東京大学と共同開発のデータ転送IoTデバイス「RxT-01」が登場



株式会社ハウディが販売を開始した「RxT-01」は、東京大学情報基盤センターとの共同研究により開発された、データ転送IoTデバイスです。この製品の登場により、非ネットワーク環境下にある大型実験機器からのデータ転送が、今までにないほどの効率で行えるようになります。

研究の背景と必要性


ポストコロナでの研究分野においては、デジタルトランスフォーメーション(DX)がますます重要視されています。特に、データ駆動型で進化する研究スタイルにおいては、研究データに迅速にアクセスできる環境が求められています。しかし、日本国内の多くの研究機関に設置されている電子顕微鏡やX線回折装置などの大型機器は、セキュリティ上の理由からネットワーク接続ができないことが多いのです。そのため研究者は、DVDやUSBメモリなどの低速な媒体に頼っており、データの転送や管理に多くの時間を費やす傾向にあります。

RxT-01の特長


「RxT-01」は、こうした課題を解決するために設計された革新的なIoTデバイスです。実験機器に接続すれば、手動でのデータ運搬やPCを介したアップロードの手間が不要になり、データのクラウドへの転送が安全かつ迅速に実現できます。

1. 革新的な転送技術


東京大学の華井雅俊特任助教が開発した独自の技術を使用し、IoT技術と認証技術の組み合わせにより、高いセキュリティと転送速度を確保しています。

2. 高い互換性


「RxT-01」は、Windows XPから最新のOSまで広範囲に対応し、既存の実験機器とシームレスに接続できます。機器の型番や製造年に関係なく柔軟に適応します。

3. 使い勝手の良さ


スマートフォンを通じて簡単に操作でき、データをプロジェクトへの転送もスムーズに行えます。ARIM-mdxなどのデータ基盤にも対応し、必要に応じてカスタマイズが可能です。

開発の経緯と実績


プロトタイプの段階で、東京大学内の40台以上の実験機器でテストされ、1000名以上の研究者が実証実験を行いました。これらのフィードバックは製品開発に活かされ、「正確性」「堅牢性」「安全性」を追求しています。

今後の展開


ハウディは「RxT-01」を通じて、研究の効率化と日本における研究DXの推進に寄与していく考えです。今後も東京大学との共同研究を継続し、次世代の科学技術を支えるための取り組みを行います。

公式サイトと関連リンク


製品に関心のある方は以下のリンクもご覧ください。

企業紹介


株式会社ハウディは、IoTやAI関連のシステムの開発や販売を行っています。さらに、その研究機関としての信頼性を高めるため、常に新しい技術を追求しています。詳細は公式サイトで確認できます。

お問合せは、株式会社ハウディ(担当:石原)まで、メール(info[at]haudi.jp)または電話(03-3527-2080)でお願いします。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: データ転送 ハウディ RxT-01

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。