AI導入の進化を推進するFirstShift
株式会社FirstShift(本社:東京都港区、代表取締役社長:仲 思成)は、AI導入を支援するためのプラットフォーム「AI導入.com」の開発と運営を手がけており、このたび著名投資家を中心に5000万円の資金調達に成功しました。今回の資金調達により、企業の最適なAI導入を実現し、産業界への貢献を目指します。
資金調達の背景と目的
近年、AI技術の進化に伴い、企業における生成AIへの需要が急激に増しています。しかし、2024年のMM総研の調査によると、国内企業の約80%が生成AIをまだ導入していないという現状があります。一方、導入に意欲的な企業もおり、その数字は半数に達しています。こうした背景から、AI導入を希望する企業は多く存在しますが、自社に合ったAIサービスを見つけることは容易ではありません。さらに、AIサービスを提供する企業側も、自らのサービスに適したクライアントを見つけるのに苦労し、営業コストの増加が課題となっています。
このような状況を踏まえ、FirstShiftは「AI導入.com」というプラットフォームを通じて、AIを導入したい企業とAIサービスを提供する企業の最適なマッチングを無償で支援します。
AI導入.comの特徴
「AI導入.com」は、その名の通りAI導入を検討する企業に特化したプラットフォームです。以下の2つの特徴が挙げられます。
1.
知見を活かした最適なマッチング
マッキンゼー日本オフィスにて生成AIプロジェクトに従事していた仲社長の豊富な経験に基づき、企業は無料で最も適したAIサービス提供企業とのマッチングが可能です。自社の課題が明確でない場合でも、専門のエキスパートと協力しながら、問題整理や解決策の導出ができます。
2.
最新のAI動向に関する情報提供
海外の活用事例など、最新のAI技術や業界の動向に関する情報を自社サイトで随時提供しています。これにより、企業は最新のAI活用方法を学び、自社の課題に対するヒントを得ることができます。
今後の展望
調達した資金はAI導入.comのプラットフォーム開発や組織体制の強化に充てられる予定です。これにより、AI導入を志す企業のサポート体制をさらに強化し、国家的なAI産業の成長を促進していく考えです。
投資家からの応援の声
資金調達に参加した著名な投資家たちからは、FirstShiftや仲社長に対する期待の声が寄せられています。M2の久保田雅也氏は「市場機会をすぐに見極められる力に圧倒され、思わず投資の決断をしました。」と語り、元楽天グループ副社長の古橋洋人氏も「仲さんはシンプルな課題を現実的に捉えて取り組んでいる」と激励しました。
さらに、Pacific Metaの岩崎翔太氏は「仲さんは技術理解があり、グローバルに通用する経営者になる」とそのポテンシャルを評価。AnotherBallのCEO、大湯俊介氏は、「彼の人間性と信頼に基づく投資」だと語り、AnotherBall CTOの島田達朗氏もその情熱に心動かされたとコメントしています。
FirstShiftの使命
仲社長は「企業とAIサービスのミスマッチを解消し、最適なAI導入を実現する」との目標を述べ、今回の資金調達によってさらなる事業の発展を目指します。
企業情報
- - 本社所在地:東京都港区北青山一丁目3番1号 アールキューブ青山3階
- - 代表者:仲 思成
- - 設立日:2024年9月2日
- - 事業内容:AIサービスと企業のマッチングサービス、法人向け生成AIプロダクトの提供
今後のAI導入の進展に期待が高まる中、FirstShiftによる新たな挑戦に注目が集まります。