東京都の支援を受け美容医療アプリが成長を目指す!UpToUの挑戦
東京都中央区に本社を置くUpToU株式会社は、美容医療の意思決定をサポートするアプリ『W/Beauty(ダブリュービューティー)』を開発・運営するスタートアップです。この度、東京都が主催する「青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC)」の第20期アクセラレーションプログラムに選ばれたことをお知らせします。
ASACプログラムとは?
ASACは東京都が設立したスタートアップ支援の拠点で、世界中のスタートアップを育成することを目的としています。このプログラムでは、社会的意義のあるビジネスや政策課題の解決に取り組むスタートアップに対し、5ヶ月間の集中支援を行います。
今回の第20期では、191社から選ばれたわずか12社が採択され、豊富な経験を持つ約140名のメンターや大手企業、金融機関、自治体からの指導・支援を受けることができます。UpToUは、社会に新しい価値基準を創造し、美容医療を通じて心の前向きな変化を促進するという理念が評価され、選ばれました。
キックオフイベントでのプレゼンテーション
6月17日に行われたASAC第20期のキックオフイベントでは、UpToUの代表荒木茉衣が約100名の前でプレゼンテーションを行いました。彼女は、美容医療の重要性や『W/Beauty』が持つ社会的インパクトについて語り、多くの共感と期待を呼び起こしました。
このような場を通じて、スタートアップと支援者のネットワークの形成が進むことが期待されています。
『W/Beauty』の特徴
『W/Beauty』は、美容医療の履歴を管理するためのアプリであり、日本を含むアジア初の取り組みです。美容整形や施術歴を一元管理できる機能を搭載し、クリニックや医師のリストも無料で提供しています。このアプリは、今後ユーザーと医療従事者を支えるサービスの拡充を目指しています。さらに、美容医療だけでなく、美容院やネイル、ジム、ヨガなどのフィットネス関連の登録も可能です。
ダウンロードは以下から可能です。
東京都の政策と連携
UpToUの取り組みは、東京都が掲げる「心と身体の健康支援」と「医療情報の適切な提供」という政策によく合致しています。美容医療は単なる外見改善にとどまらず、QOL(生活の質)の向上や自己肯定感の回復に寄与するものであると、社会的意義を持っています。
『W/Beauty』は、ユーザーの心の在り方や生活そのものを明るく変え、美容医療の本質的価値をテクノロジーの力で届けることを目指しています。今後、ユーザーの声やデータをもとに、行政や医療制度との連携を模索し、美容医療を選ぶことがより安心できる社会の実現を目指しています。
代表のコメント
荒木は、ASACに採択されることが、我々の美容医療に対する取り組みが社会的にも重要視されている証であると述べました。最近、美容医療に関する相談件数が急増しており、厚労省もその課題に取り組んでいます。UpToUは、今後ASACの支援を受けて、ユーザーと医療従事者の共通の判断材料となるようなインフラを構築し、美容医療業界全体の発展に寄与することを目指しています。
会社概要
美容医療という新しい価値の創造に挑むUpToUの今後の展開に、ぜひ注目してください。