JASRACの音楽著作権講座
2025-10-30 15:18:24

JASRAC、福島大学と早稲田大学にて音楽の著作権教育を推進

JASRACが音楽著作権の重要性を伝える寄付講座を開講



2023年10月7日、日本音楽著作権協会(JASRAC)が福島大学と早稲田大学において「寄付講座JASRACキャンパス」をスタートさせました。この取り組みは、音楽業界の今後を支えるために不可欠な著作権に関する知識を深めることを目的としています。

福島大学の講座内容


福島大学では「知的財産の基礎知識」がテーマとなっています。この講座では、日常生活における知的財産制度について、実際の事例を交えながらその必要性と概要を学ぶことができます。特に、著作権に重きを置き、クリエイターを招いた外部講師によって、現場での実務課題やそれに対する解決策を教えてもらえるのが特徴です。これにより、学んだ知識が実際の状況にどのように適応できるのか、具体的な視点から理解を深めることができるでしょう。

早稲田大学の講座内容


一方、早稲田大学では「著作権法特殊講義~著作権法をめぐる理論と実務の最前線~」というテーマで講義が行われています。こちらでは、外部講師を招いて著作権法の応用的かつ実務的な論点を幅広く取り上げ、理論的な解説と実務家の知見を組み合わせて講義が進められます。受講生は、議論を通じて著作権法に対する実践的で多面的な理解を深める機会を得ることができます。

JASRACの貢献


JASRACは、音楽文化の発展に寄与する多様な取り組みを行っています。これらの寄付講座は、教育や研究を支援し、音楽著作権に関する知識を普及させることを目的としています。今後も、JASRACは文化芸術や著作権の尊重が広がる社会の実現に向けて取り組んでいくことでしょう。

寄付講座JASRACキャンパスとは


「寄付講座JASRACキャンパス」では、著作権に関する知識やJASRACの管理事業についての教育・研究を促進することを目的としています。また、文化芸術や著作権が尊重される社会の実現につながる人材育成や新たな価値の創造を目指した講座を継続的に開講していきます。

JASRACについて


一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽の著作権管理に特化した団体です。1939年に設立され、音楽の利用を許可するために著作物使用料を集め、権利者に分配する業務を行っています。音楽文化の発展に向けた努力を85年以上にわたり続けているJASRACは、音楽作品が持つ大切な価値を守り、広めていく役割を果たしています。

JASRACは、これからも音楽に対する理解と著作権についての教育を進め、未来の音楽文化を支える人材を育てていきます。


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