2026年グリーンデスティネーションズトップ100ストーリー募集開始
観光地の持続可能性を高めるための国際的なプラットフォーム、
グリーンデスティネーションズが2026年のトップ100ストーリーの募集を開始しました。このプログラムは2014年から毎年行われており、世界中のさまざまな観光地が持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)の取り組みを発表し、評価される機会を提供しています。
グリーンデスティネーションズとは?
グリーンデスティネーションズは、オランダを本部とする団体で、観光地に対する国際的な認証や表彰制度の策定を行っています。サスティナブルな観光を推進するため、観光地の取り組みを評価し、国際基準に基づいたサポートを提供しています。
参加の流れ
2026年のトップ100ストーリーに参加する地域は、まず「グッドプラクティスストーリー」を提出する必要があります。これには、地域が実施している持続可能な観光の取り組みが含まれます。最終的に高評価を得た地域がトップ100に選出されます。このプログラムに参加することで、地域の取り組みが国際的に評価され、観光客に注目される機会を得ることができます。
募集要項
参加対象は市町村自治体や地域のDMOなど観光地全般です。詳細な条件は、グリーンデスティネーションズの公式ウェブサイトで確認することができます。参加費用は700ユーロで、昨年からの変更点もあります。特にサステナビリティチェックが廃止され、ストーリーの提出カテゴリーが「訪問者体験とデスティネーション管理」「人々とコミュニティ」「自然と環境」「文化と遺産」の4つに絞られたことがポイントです。
審査スケジュール
- - 2026年3月31日:登録およびお支払いの締切
- - 2026年6月15日:グッドプラクティスストーリー提出期限
- - 2026年10月:授賞式(場所は未定)
日本における窓口
日本国内では、一般社団法人サステナビリティ・コーディネーター協会がグリーンデスティネーションズの情報提供を担当します。観光地へ向けた日本語ガイダンスも予定されており、興味のある地域の方々には具体的な支援が提供されています。ガイダンスは1月下旬に開催される見込みです。
お問い合わせ
ガイダンスに参加希望の方や、詳細についてのお問い合わせは、以下のメールアドレスまでお気軽にどうぞ。
[email protected]
観光業界が持続可能な未来を見据える中、2026年のグリーンデスティネーションズトップ100ストーリーは、地域の魅力を最大限に引き出す大きなチャンスです。持続可能な観光に取り組む地域の皆さん、ぜひこの機会を活用してみてはいかがでしょうか。