Excel見積を取り入れた新しい見積管理システムの登場
業務運用において、見積書作成は多くの企業で欠かせないプロセスです。長年にわたりExcelが主流となっているこの過程を、より効率的で簡単にするための新たなシステムが登場します。それが、株式会社メディアフュージョンが2026年夏に提供する予定の「MF見積管理DXシステム」です。
MF見積管理DXシステムの概要
このシステムは、企業が馴染みのあるExcelをベースとした見積書作成を続けながら、承認プロセスやバージョン管理、会計との連携などをkintone上で一元管理できる、内部向けの見積管理基盤です。つまり、Excelを捨てることなく、より便利で効率的な業務フローを確立できるということです。
背景
多くの企業では、Excelを使用して見積書を作成する習慣が根付いています。自由度が高く着実に利用されている一方で、以下のような課題があります:
- - バージョン管理の難しさ
- - 承認履歴の不在
- - 他の会計システムとの連携の欠如
- - 転記作業によるミスと事務負担
これらの問題に対処するために、見積管理システムを導入したものの、入力が煩雑で導入がうまく行かなかったケースも見受けられます。これを受けてメディアフュージョンでは、これまでの運用の学びを生かしつつ、Excelの良さを残したまま、効率的な見積管理が実現できるシステムを作り上げました。
主な特徴とメリット
1. Excelを維持する見積管理
見積書は従来のExcelテンプレートで作成し、そのままシステムに取り込むことが可能です。新たに帳票を再設計する必要はなく、導入の際にも負担がかかりません。kintoneのWebインターフェースを通じて直接入力することもできます。
2. 一元的な管理が実現
このシステムは、見積の承認ワークフロー、ステータス、変更履歴をすべてkintoneで管理します。誰がいつどのように承認したのかを簡単に確認できるため、後からの確認作業もスムーズです。
3. 原価と利益の同時分析
見積の作成と同時に原価計算や利益計算も行われるため、社内の情報を保持しつつも対外向けの資料には必要な情報だけを表示することができます。
4. 契約業務の自動化
見積書から発注書、請書、納品書、さらには請求書発行依頼までを自動生成します。これにより、freee会計などの外部システムとオンラインで連携し、請求書情報をスムーズにやり取りできます。
5. 自由なカスタマイズ
kintoneのアプリテンプレートとして提供されるため、ユーザー自身がワークフローやシステム管理項目を変更できます。自社の業務フローに応じたカスタマイズも可能です。
6. 簡単なExcel連携
「CabineX for kintone」を用いたExcelの入出力が可能で、見積書のテンプレートとkintoneのデータを簡単にマッピングできます。これにより、プログラミング知識がなくても連携が行いやすくなります。
想定されるユースケース
■ Excelによる見積もりを持続しながら、承認履歴や会計連携を強化したい企業
■ 見積変更の履歴を残す必要がある組織
■ 業務内容に合わせて変更可能な柔軟な見積管理基盤を求める企業のニーズにマッチしています。
まとめ
「MF見積管理DXシステム」は、従来のExcel見積の利便性を保持しながら、業務プロセスの効率化を図る画期的な管理システムです。これにより、企業は見積に関わる煩雑な作業を省き、スムーズで情報管理が容易な業務運営を実現することが期待されています。