あべ俊子文部科学大臣がAFJ日本農業経営大学校を視察し、農業人材育成の重要性を再認識

あべ俊子文部科学大臣がAFJ日本農業経営大学校を訪問

令和7年7月29日、あべ俊子文部科学大臣が東京都港区に位置するAFJ日本農業経営大学校を視察しました。この視察は、大臣自身が「農業経営人材育成の現場を直接知りたい」との意向から実現したものです。

視察当日には、AFJが提供している二つのカリキュラム、『イノベーター養成アカデミー』と『オンラインスクール』の概要が紹介されました。また、講義風景や施設の見学も行われ、法人の職員や講師陣との意見交流の場も設けられました。

学校の紹介と教育への取り組み

視察は、合瀬宏毅理事長の歓迎の挨拶から始まりました。彼はAFJ日本農業経営大学校の設立の経緯やこれまでの進展を紹介し、2023年度から新たに始まった教育プログラムの詳細に触れました。その後、参加者は講義や施設の見学を通じて、農業分野での人材育成の重要性を理解しました。

意見交換の場では、あべ大臣が人材育成における「出口戦略」の重要性や大学と自治体の連携の可能性について具体的な事例を交えて提言しました。活発な議論が交わされ、視察を通して得た多くの見識は、今後の展開に向けての貴重な指針となるでしょう。

社会的課題と教育の役割

本視察を通じて、食と農業が直面する様々な社会的課題に対処するためには、教育現場が行政や農業界、産業界、学会と連携して取り組むことが不可欠であり、その役割の重要性が再認識されました。AFJ日本農業経営大学校は、これからも日本の農業を強化し魅力ある産業として発展させるための人材育成に全力を注ぎます。

AFJ長期ビジョン Challenge2032

一般社団法人アグリフューチャージャパンは、200を超える会員と共に「農業を変革する人材の育成」と「農業界全体の経営力の底上げ」をミッションに掲げています。また、AFJはこれらの目標を達成するための具体的なビジョン、Challenge2032「Innovation For Agri-Future」を持ち、持続可能な社会の実現を追い求めています。

今後も取組を強化し、次世代の農業経営者を育成するための教育の質を高めていきます。日本の農業が未来に向かって確実に舵を取るために、今後の活動にご期待ください。

AFJの教育課程について

AFJ日本農業経営大学校では、次世代の農業経営者を育成するための各種プログラムを提供しています。特に『イノベーター養成アカデミー』では、アグリビジネスにおける新しい価値創出や問題解決を目指し、1年で事業計画を策定できる実践的なカリキュラムが組まれています。この取り組みにより、未来の農業経営人材が必要な知識とスキルを身につけられるよう支援しています。

『オンラインスクール』では、就農年数や経営状況に応じた講座を提供しており、オンラインを中心とした受講スタイルにより、仕事と学びの両立が可能です。

アグリフューチャージャパンは、今後も農業と教育の融合を目指し、新たな価値の創造を続けてまいります。