専修大学とビルディットが進める共同プロジェクト
専修大学経営学部の足代訓史ゼミと株式会社ビルディットが手を組み、株式会社ビルディットが運営する振り返りノートアプリ「Stockr(ストッカー)」をZ世代に届けるための産学連携プロジェクトを進めています。この取り組みの最新の集大成として、2026年1月22日に最終発表会が行われます。
このプロジェクトは、自己分析や就職活動の早期化が進む中、学生が自己理解する手段の重要性が増していることを背景にしています。SNSの普及によって情報収集に慣れた学生たちが、一方で自身の経験や感情を深く言語化する機会が欠けているという課題に目を向けています。
プロジェクトの目的と意義
自己理解を深めるためには、日々の活動や感情を振り返りながら自分の変化や価値観に気付くことが不可欠です。「Stockr」は、こうした振り返りや記録を通じて自己理解を支援してきており、これまでは主に社会人が利用していました。しかし、学生における利用状況の改善が求められ、実際のデータに基づいたコンセプト開発が必要とされました。
最終発表会で披露されたコンセプト
発表会では、学生たちが提案した3つの主要なコンセプトが明らかになりました。
チームA:「思考の居場所」の構築
このチームは、学生が情報を収集するだけにとどまらず、それを深く自分の気づきに変換し、蓄積するための「居場所」を作ることを提案しました。調査結果から、大学生たちが最もよく利用しているのはSNSの保存機能であるが、保存した情報を後で振り返らないことが多いという実態が示されました。
チームB:インターンシップ経験を活かす振り返り法
このチームは、インターンシップの挫折を経験から自信に変換する方法を提案しました。調査では多くの学生が自信を失っており、記録を通じてその経験を次に活かすことができていない状況が浮き彫りになっています。記録を習慣化することで、学生たちが次の行動に繋げる可能性が高まるとされています。
チームC:自発的なキャリア構築を目指す
最後のチームは、AIや適職診断ツールに依存せず、自らの言葉でキャリアを築く重要性を提案しました。自己分析ツールを使う学生が多い一方で、その結果に対する不安や理解不足が挙げられ、実体験を基にした振り返りの重要性が強調されました。
まとめと開催概要
このプロジェクトを通じて、学生たちはただデータに依存するのではなく、自らの経験を振り返ることが真の自己理解につながることを学びました。最終発表会は2026年1月22日、専修大学生田キャンパスで行われ、学生や関係者が集まり成果を共有します。
株式会社ビルディットのフィロソフィー
株式会社ビルディットは、「一人ひとりの成長が、世界をより良くする」という理念のもと、自己理解を深める手段としての「Stockr」の進化を続けています。これにより、学生が未来に自信を持ち、自らのキャリアを構築する手助けを行っています。彼らの取り組みは、新しい時代の自己理解の在り方を示す重要な一歩となるでしょう。