沖縄県初開催:「第1回平和シンポジウム」
沖縄の地で、戦後80周年を迎えるにふさわしいイベントが開催されます。
「第1回平和シンポジウム」は、東武トップツアーズ株式会社が事務局を務め、沖縄県平和・地域外交推進課の主催として、7月6日(日)に行われます。昨今の戦争経験者の減少に伴い、平和の意義や沖縄戦の実相を未来へと継承する重要性が一層求められています。
シンポジウムの意義と目的
このシンポジウムは、全国でも数多くの平和関連施設が存在する沖縄において、平和への理解を深める大切な機会です。各施設では沖縄戦に関する資料が展示され、貴重な情報の発信が行われています。しかし、時代の移り変わりと共に戦争を体験した世代が減少する今、平和のメッセージを次世代に届ける必要があります。これを踏まえ、シンポジウムでは8つの平和関連施設が連携し、それぞれの活動や情報を共有します。これにより、相乗的な平和発信力を図り、地域の人々に平和について考えるきっかけを提供します。
開催概要
- - 開催日:7月6日(日)14時から
- - 会場:南風原町立中央公民館黄金ホール
- - 募集人員:200名
プログラム内容
1.
主催者挨拶
玉城デニー県知事による挨拶で、シンポジウムの目的や側面について語られます。
2.
オープニングアクト
沖縄の伝統音楽や活動を通じて観客を魅了する「ネーネーズ」がパフォーマンスを行います。
3.
第1部:活動紹介
8館の代表者が自施設の紹介や活動報告を行い、その特徴や目的についての理解を深めます。
4.
第2部:パネルディスカッション
参加者との質疑応答を交えながら、各施設がリアルタイムで情報を交換する場になります。
登場する8つの平和関連施設
- - ヌチドゥタカラの家
- - 沖縄愛楽園交流会館
- - 佐喜眞美術館
- - 対馬丸記念館
- - 不屈館
- - 南風原文化センター
- - ひめゆり平和祈念資料館
- - 沖縄県平和祈念資料館
これらの施設はそれぞれ異なる視点から平和についての情報を発信し、連携を図ることで、より強いメッセージを発信していきます。
地域貢献と次世代へのメッセージ
このシンポジウムは単なるイベントにとどまらず、地域の人々が自らの歴史を知り、未来へとつなげる重要な機会でもあります。葬られた戦争の記憶を蘇らせ、平和を願う希望がこの地に満ちることを祈ります。地域の皆様が積極的に参加し、共に考え、語り合う場となるよう、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
この夏、沖縄から発信される平和のメッセージをぜひ体感してください。