未来を担う子供たちに贈る起業のススメ

子供たちが未来の社会で活躍するために、何が必要か？それは、自分で考え行動する力です。東京で注目されている「こども起業大学」では、様々な分野のスペシャリストが講師として登場し、子供たちに生き抜く力、問題解決力、そして夢を実現する力を育むプログラムが展開されています。2024年より本格始動したこのプログラムは、月に1回、特定のテーマに基づいた講義とディスカッションを通じて、さまざまな能力を身につけることができます。

こども起業大学のプログラム内容

こども起業大学では、全10回の講座が設けられており、毎回異なる専門家からの講義を受けることが可能です。例えば、宇宙旅行やファッション、社会貢献に関する内容まで多岐に渡ります。特にこれらの講座では、単方向的な知識の伝達に留まらず、講義後には各チームでのディスカッションが行われます。参加した子供たちは自由に意見を出し合い、最終的にはチームリーダーがその意見をまとめて発表します。このプロセスを通して、子供たちは自らの意見を表現する力や、他者を尊重する姿勢を培うことができるのです。

ファシリテーターによるサポート

このプログラムには、大人のファシリテーターが常にサポートし、参加者は安心して意見交換ができる環境が整っています。ファシリテーターのサポートにより、子供たちは自信を持って自分の意見を発信することができ、学びがさらに深まります。これにより、参加した子供たちはアウトプット力の向上やリーダーシップの育成を実感しているとのことです。

第8回目の講師は大森智子氏

令和5年1月26日（日）に開催される第8回の講師には、ゴーゴーカレーのフランチャイズ米国本部の構築を手掛けた大森智子氏が登場します。大森氏は自身の30年にわたるアメリカ生活の中で、日本の素晴らしさを再認識し、日本の「あたり前」がいかに海外でビジネスになるかを語ります。これにより、子供たちはグローバルな視点を持ったビジネス感覚を養うことができるでしょう。

プログラム参加のメリット

このような内容を通じて、こども起業大学は参加する子供たちに多くの成果をもたらしています。自信を持って発言できるようになるだけでなく、チームワークの重要性や、意見をまとめる力も養われます。また、親御さんたちも子供たちの成長を実感し、過小評価していた能力を見直すきっかけにもなるのです。

参加方法と今後の予定

こども起業大学は、親子で参加可能で、すべての講座は無料で提供されています。この貴重な機会に参加し、未来の可能性を広げてみませんか。プログラムは子どもゆめ基金の助成を受けて運営されており、子供たちの育成に力を入れています。

次回の講座は2月に開催され、NY在住のエンジェル投資家Mimi Yamazaki氏がAIの未来について語ります。また、3月にはパリで活躍するパティシエの壁谷玲子氏が、好きなことを仕事にする方法についてお話しする予定です。

興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。自分の未来を切り開く一歩を、ここから始めましょう！