100周年特別展
2025-11-06 11:42:36

東京都美術館開館100周年を迎える特別展ラインナップを解説

東京都美術館、2026年開館100周年特別展を発表



東京都美術館は、2026年で開館100周年を迎えることを記念して、多彩な特別展や企画が計画されています。そもそも、東京都美術館は1926年に日本初の公立美術館として開館し、以降、さまざまな芸術家たちに作品を発表する場を提供してきました。この節目の年には、特別展やアーカイブ展示などが行われ、芸術愛好家たちに新たな体験を提供する予定です。特に注目すべきは、開館100周年を象徴する記念ロゴのデザインを手がけたのが、著名なデザイナー・吉岡徳仁氏です。吉岡氏は2011年にも当館のシンボルマークをデザインしており、今回もその洗練された美意識を生かした作品に仕上げています。

記念事業の内容



2026年には、以下のような特別展が開催されます:

特別展「東京都美術館開館100周年記念スウェーデン絵画北欧の光、日常のかがやき」


  • - 会期:2026年1月27日~4月12日
  • - 概要:この展覧会は、スウェーデン国立美術館の協力のもと、19世紀末から20世紀初頭にかけてのスウェーデン美術の名作を紹介します。北欧の自然や人々の暮らしを反映した絵画を通じて、豊かな北欧文化に迫る機会です。

特別展「東京都美術館開館100周年記念アンドリュー・ワイエス展」


  • - 会期:2026年4月28日~7月5日
  • - 概要:アメリカの具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエスの回顧展です。彼の作品には、窓や扉といったモチーフが多く見られ、個人の視点から描いた風景が特徴です。

「東京都美術館開館100周年記念都美セレクション グループ展 2026」


  • - 会期:2026年6月~7月上旬
  • - 概要:新しい表現を追求する現代作家たちによるグループ展で、審査を通過した3つのグループによる創作が展覧されます。

企画展「東京都美術館開館100周年記念この場所の風景」


  • - 会期:2026年7月23日~10月7日
  • - 概要:当館の100年の歴史を振り返りながら、私的な美術活動と照らし合わせ、美術の本質や美術館の役割について考察します。

特別展「東京都美術館開館100周年記念大英博物館日本美術コレクション」


  • - 会期:2026年7月25日~10月18日
  • - 概要:大英博物館から選りすぐりの江戸時代の日本美術作品が紹介され、浮世絵の名作も展示されます。

特別展「東京都美術館開館100周年記念オルセー美術館所蔵いまを生きる歓び」


  • - 会期:2026年11月14日~2027年3月28日
  • - 概要:印象派の作品を中心に、19世紀から20世紀初頭の社会状況を反映した芸術作品が登場します。

企画展「東京都美術館開館100周年記念あなたが世界を読むために」


  • - 会期:2026年11月19日~2027年1月11日
  • - 概要:多様なアーティストの作品を通じて、アートがいかに世界を捉えるかを問いかける特集です。

記念特設サイトの公開



また、特設ウェブサイトが開設されており、100周年事業の情報や歴史を振り返る内容が掲載されています。今後、このロゴとともに、さまざまなイベントが展開されることが期待されています。

おわりに



東京都美術館は今後の100年を見据え、アートを通じた出会いの場を提供し続けることでしょう。芸術の力が人々を結びつけ、未来へ向けた新たな一歩を踏み出せるよう、皆さんもぜひ足を運んでみてください。
公式サイトや特設サイトで、最新情報を確認しながら、特別展に期待を寄せましょう。


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