マルコス・モラウの新作
2025-11-18 13:51:33

世界の舞台を魅了するマルコス・モラウの新作『金閣寺』が東京で初演!

世界の舞台を揺るがすマルコス・モラウの新作『金閣寺』が2026年夏に初演!



東京の芸術シーンに朗報が舞い込んできました。世界を魅了する天才演出家、マルコス・モラウが、自身のカンパニー「La Veronal」を率いて、2026年の夏に新たな舞台『金閣寺』を東京芸術劇場プレイハウスで世界初演します。これは、文楽、歌舞伎、そしてダンスの要素を融合させた新しい「人形浄瑠璃」として、三島由紀夫の名作が鮮烈に読み替えられる特別な公演です。

マルコス・モラウ:天才の軌跡


マルコス・モラウは1982年にスペイン・バレンシアで生まれ、2005年に彼のカンパニー「La Veronal」を設立しました。国際的に評価される振付家として、彼は写真、演劇、身体表現の境界を越える革新的な作品を生み出してきました。彼の作品は、パリ・オペラ座やサドラーズ・ウェルズ劇場、ベルリン国立バレエなど、欧州の名劇場で高く評価されています。彼の目指す美は、観客に深く感じ取られるものであり、空間の中で「生」と「作り物」の境界を曖昧にすることにフォーカスを当て成り立っています。そこで彼が捉えようとしているのは、共演する踊り手と人形の不思議な関係なのです。

新たな挑戦:三島由紀夫の『金閣寺』


演出のメインテーマは、三島由紀夫の『金閣寺』です。マルコスは、若い頃に観た映画『MISHIMA:A Life in Four Chapters』から刺激を受け、三島の作品に心惹かれてきました。三島文学が探求する「美が滅びを生む」という思想は、マルコスが舞台で表現する“道行”に深く結びついています。この道行は、愛と宿命を抱え、死を迎える者たちの最期の旅を描いています。

この新作では、ただの人形劇ではなく、肉体を持つ俳優や、La Veronalのダンサーたちが集結し、共に物語を紡いでいきます。言葉と身体が共鳴し、新しい形の「人形浄瑠璃」を生み出すことが期待されています。その中で、観客は肉体の演技と人形の動きが反響し合う瞬間を体感し、美と存在の本質に迫る旅に誘われることでしょう。

公演情報


2026年8月から9月にかけて、東京芸術劇場プレイハウスで実施されるこの特別な公演は、BunkamuraとLa Veronalによる国際共同制作です。今後の公演に関する詳細情報は、2026年2月頃に発表される予定です。

マルコス・モラウの作品『金閣寺』がどのように形作られていくのか、ますます期待が高まります。その全貌が明らかになる日を心待ちにしています。

お問い合わせ


公演に関するお問い合わせは、Bunkamura(03-3477-3244 / 10:00~18:00)までどうぞ。また、公式情報はBunkamuraのウェブサイトでご確認ください。


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