進化し続けるイシス編集学校第55期基本コース[守]
編集の力を身につけたい方に朗報です。イシス編集学校では、2025年5月10日より第55期基本コース[守]がスタートします。このコースでは、法政大学名誉教授で江戸文化研究者の田中優子氏が編集コーチを務め、参加者には質の高い学びが提供されます。
イシス編集学校は2000年に開校し、すでに25年の歴史を持つ教育機関です。その特長は、松岡正剛氏が提唱する編集工学のメソッドを活用し、受講者が段階的に編集力を養うカリキュラムにあります。「守」「破」「離」の概念に基づき、情報の整理・構造化から表現に至るまでの幅広いスキルを学ぶことができます。
第55期基本コース[守]の魅力
1. 田中優子氏が師範代として登場
田中優子氏は、編集学校の全てのコースを受講した経験をもとに、2024年3月に師範代養成コースを修了し、今期は初めて教室を担当します。
従来型の一方通行の教育ではなく、各受講者の個性を引き出す「指南」の手法に立ち返ることで、より深い学びを提供します。基本コース[守]では、少人数制(10~12人)の教室を設け、18名の師範代がそれぞれの教室で200名の受講生を指導します。ただし、受講生は師範代を指名することができないため、田中氏の教室に参加できるかはランダムです。
2. 編集を研鑽する場「伝習座」の一般開放
今年からこの学校の25周年記念として「伝習座」が一般公開されます。これは、編集工学を多方面から学ぶための貴重な機会で、2025年4月5日には田中優子氏が「江戸のあやかり編集術」というテーマで講義を行います。皆さんは無料でライブ配信で参加でき、松岡正剛校長のレクチャー映像を通じて深い理解を得られるチャンスです。
3. 佐藤優氏による編集特別講義
さらに、2025年7月6日には元外交官で作家の佐藤優氏が特別講義を行います。この講義は本コースの受講者にとっては無料参加が可能で、一般の方々も有料で参加できます。佐藤氏は編集工学の重要性を広める有識者であり、今回の講義が注目されています。
コース概要
- - 申し込み締切: 2025年4月27日
- - 受講期間: 2025年5月12日〜8月24日
- - 定員: 200名
- - 受講資格: 誰でも参加可能
- - 受講料: 110,000円(税込)
詳細は公式ウェブサイトからご覧いただけます。
イシス編集学校の歴史
イシス編集学校は「世界でひとつの方法の学校」として、インターネット上で編集術を学ぶために開校しました。受講者は、年齢や職業を問わず、互いに学び合うスタイルが特徴です。これまで3万人以上が参加し、数多くの指導者も育成されています。編集工学の知見を応用した研修やワークショップを通じて、社会に変化をもたらす人材を育成し続けています。
このような教育のスタイルが、ますます求められている現代において、コース[守]は進化を続け、受講生たちが自らの力を引き出す手助けをしていきます。興味がある方は、ぜひ参加をご検討ください。 詳細は以下のリンクからご確認ください。
イシス編集学校公式ウェブサイト