坂本拓磨の個展
2025-09-17 19:29:56

若手陶工・坂本拓磨の個展が代々木上原で開催、伝統と現代が融合した器に注目

若手陶工・坂本拓磨の個展が代々木上原にて開催



大分県日田市に受け継がれてきた伝統的な焼き物、小鹿田焼(おんたやき)が次世代に向けて進化しています。そんな中、若手陶工の坂本拓磨(さかもとたくま)氏による個展が、代々木上原にある器のセレクトショップ『IEGNIM』にて、9月20日(土)から28日(日)までの期間開催されます。この個展は、民藝好きな方にはたまらない企画となっており、幅広い層からの関心も集めています。

小鹿田焼の魅力



小鹿田焼は、約300年以上前から大分県日田市の山あいで続いている、歴史深い焼き物です。江戸時代には、日田の代官が福岡県の小石原焼の陶工を招いたことがきっかけで、以来「兄弟窯」として発展。独特な模様は「飛び鉋(とびかんな)」や「刷毛目(はけめ)」、「櫛描き(くしがき)」、「指描き(ゆびがき)」など、多様な技法映えています。その奥深い表現力と素朴な美しさは、まさに「世界一の民藝」とも称され、多くの陶芸ファンや愛好者に親しまれています。

坂本拓磨氏の作陶活動



坂本拓磨氏は、小鹿田焼の9つの窯元のうちの一つ「坂本浩二窯」で、父の坂本浩二氏と共に作陶活動に励んでいます。幼少期から焼き物に触れ、地元の文化に深く根ざして育った拓磨氏は、2015年にわずか21歳で「日本民藝協会賞」を受賞。その後も2022年には再び同賞を獲得し、若手陶芸家としての確かな実力を証明しています。

彼の作品は、使う人が感じる「良さ」を大切にしており、機能性と美しさを融合させた作品作りにこだわっています。器の形や釉薬の使い方を自らの手で試行錯誤し、心地よい器を追求し続けています。

特別コラボレーション



今回の個展における注目ポイントの一つは、人気コーヒースタンド「キャメルバック」とのコラボレーションで生まれたオリジナルマグカップです。機能性だけでなく、美しさにも重きを置いたデザインが、多くの人々から支持を集めています。このマグは、そのスタイリッシュな外見と使いやすさで、日常的にも特別なシーンにも活躍するアイテムです。

個展詳細



  • - 会期:2025年9月20日(土)〜28日(日)
※9月20日(土)、21日(日)は坂本氏が在廊予定
  • - 住所:東京都渋谷区西原3-11-5 1階
  • - 営業時間:12:30〜18:00(会期中は定休日なし)
  • - Instagram@iegnim_

最後に



坂本拓磨氏の個展は、伝統的技法と現代的感性が見事に融合した作品を堪能できる貴重な機会です。あなたもこの素晴らしい器たちに出会い、日常に取り入れることで新たな楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。ぜひ、代々木上原へ足を運んでみてください。


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