岡山大学のFD研修
2025-10-14 00:06:54

岡山大学が多文化共修の先進的取り組みを推進するFD研修会を開催

岡山大学が推進する多文化共修研修



2025年9月24日、岡山大学では「ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業」の一環として、教職員FD研修会が開催されました。この研修会は、参加した130人以上の教職員が多文化共修の実践方法について学ぶ貴重な機会となりました。

開会の挨拶は鈴木孝義副学長が担当し、続いて本学の多文化共修事業についての説明が行われました。今回の研修会では、実践的なグッドプラクティス事例が紹介され、特に注目を集めたのはAI技術を用いたグローバル学習環境の構築です。

グッドプラクティスの紹介


最初の事例では、横井篤文副学長と津波優UGAが登壇し、「AI自動翻訳と意見集約アプリを活用した主体的・双方向型のグローバル学習環境」について講演が行われました。彼らは、「英語が苦手」な日本の学生層に対して、アプリを使った授業がどのように解決策をもたらすかを具体的に説明しました。

参加者は、自動翻訳機能がリアルタイムで働き、英語と日本語に関わらず授業に参加できる体験をしました。これにより、参加者の意識が大きく変わった瞬間でした。

次に、香田将英特任准教授による「生成AIで実現する字幕付き・多言語対応教育動画づくり」の講演が行われました。ここでは、既存の動画に対してAIを活用し、どのように手間をかけずに字幕を付けるかを解説。生成AIの可能性とその活用方法を学べる機会がありました。

研修の目的と期待


今回の研修は、多文化共修が直面する言語の障壁に対し、生成AIの活用がもたらす可能性を探ることが目的でした。参加者は、言語の壁を越えるための新しいアプローチに興味を持ち、「先進的な取り組み」、「実社会への応用が楽しみ」といった声が上がりました。このような意見は、さらなる学びと実践への期待を膨らませます。

岡山大学ではこれからも多文化共修事業を推進し、国際的な理解を深めるための具体的な取り組みを続けていきます。地域の大学として、その先進的な試みには大きな注目が集まります。これからの岡山大学の取り組みに期待が寄せられます。


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