心を育てる「SANYO服福賞」表彰式と座談会が開催されました！

地域の未来を育む「SANYO服福賞」

三陽商会が主催する「SANYO服福賞」は、地域の小学生が自らの経験や考えを形にした環境日記を表彰する取組です。この賞は、エコギャラリー新宿が主催する「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、2018年度から始まりました。2024年度は907点の応募があり、選考を経て6名が受賞しました。

笑顔あふれる表彰式と座談会

12月21日、エコギャラリー新宿において、受賞者たちが集まり、表彰式と座談会が行われました。座談会では、受賞者自身が取り組んだリメイク作品を発表し、環境意識を高めるための議論が交わされました。特に、「服や物を長く使うこと」の重要性が強調され、地域の子供たちにとって意義深い時間となりました。

受賞者の活動とその思い

今年の受賞者たちは、それぞれ異なる視点から環境問題に取り組み、自らの発見を日記に綴りました。特に、優秀賞に選ばれた西夏凛さんは、身の回りのものを大切にし、捨てられるものをリメイクすることで新たな価値を生み出す喜びを語りました。彼女の作品には、推しの色を取り入れたうちわカバーや、テストを利用したポーチなど、創意工夫が見受けられます。

また、SANYO服福マイスターに選ばれた佐藤紅さんは、自らの持っている服を大切にし、エコバッグにリメイクする過程を通じて楽しさを感じたと話しています。彼女は、環境問題に対する負の側面ではなく、取り組みを楽しむ姿勢を持つことが大切だと伝えました。

サステイナブルな未来を目指して

三陽商会は、「SANYO服福賞」を通じて持続可能な社会に向けた活動を支持し、子供たちが自らの手で未来を築く力を育むことを目指しています。子供たちが身に付けたこの意識が、やがて地域全体の環境意識につながり、持続可能な社会を作り上げる一助となることを願っています。

今後も三陽商会は、これらのプログラムを通じて、地域の子供たちと共にサステイナブルな未来の実現に向けた活動を続けていく予定です。エコ活動を通じて、多くの人々の心を開き、持続可能な社会の重要性を浸透させることが、この賞の真の目的です。

受賞者のコメント：

受賞者たちは、自身の取り組みを通じて感じたことや今後の抱負を語ります。これからも彼らの活動が多くの人に影響を与え、環境意識の高まりにつながることが期待されています。

本賞は、地域の未来を担う少年少女たちが自らの意志で環境問題に取り組むきっかけとなることを心から願ってやみません。未来のために、今何ができるのかを共に考え、行動していきましょう。