AIを活用した新世代FAXサービス「IVRy AI FAX」正式リリース
株式会社IVRyは、2024年11月よりベータ版を提供し、多くの企業の注目を集めたAIインターネットFAX「IVRy AI FAX」を2025年5月26日より正式にリリースしたことを発表しました。このサービスは、従来のFAX業務をデジタル化し、業務効率を大幅に向上させることを目的としています。
FAX業務の現状と課題
日本のビジネスシーンでは、未だにFAXによる書類のやり取りが日常的に行われていますが、リモートワークの普及に伴い、その利用における様々な課題も浮かび上がっています。紙の管理が煩雑であったり、手入力による転記作業が多く発生したりと、FAX業務には改善の余地がたくさんあります。このような現状を踏まえ、IVRyはAIを活用した新たな解決策を提供しました。
「IVRy AI FAX」の特徴
「IVRy AI FAX」の最大の特徴は、従来のFAX業務をPCやスマートフォン上で完結し、AIによる自動文字起こし機能を搭載している点です。これにより、従来の手間のかかる転記作業が不要になります。利用者は、FAXをインターネットを介して送受信し、その内容を簡単に確認できるようになります。
さらに、初期費用が0円で、工事なしで利用開始できるため、スムーズに導入できます。既存のFAX送信フローを崩すことなく、そのままデジタル化が可能です。これにより、企業は場所に縛られずに情報を管理し、効率的に業務を進行させることができます。
機能追加による利便性向上
特に、多くの利用者から要望が強かった「紙への一時自動出力」機能が新たに追加されました。この機能により、受信したFAXを一時的に紙面に自動出力することができるため、ペーパーレスに不安を感じる企業でも、徐々にデジタル化を進めることが可能になります。具体的には、段階的に業務フローを維持しつつ、少しずつデジタルへ移行できます。
コスト削減と効率化の実現
従来のFAXでは、高価な機器や複雑な設定が必要でしたが、「IVRy AI FAX」では誰でも使いやすいシンプルなシステムを提供。受信したFAXは全てAIによってテキスト化され、管理・保管が簡単になるため、印刷用紙やトナーといった無駄なコストも削減できます。
導入企業の声
すでに「IVRy AI FAX」を導入した企業からは、多くのポジティブなフィードバックが寄せられています。ゲルブ・ジャパンの榎本祐司社長は、リモートワーク環境においてもスピーディに情報共有が可能になり、大きなメリットを感じているとコメントしています。場所を選ばずにFAXの内容を確認できるようになり、業務効率が向上したとのことです。
今後の展望
株式会社IVRyのCEO、奥西亮賀氏は、今回の正式リリースに際し、ユーザーの不安を軽減するために「紙への一時自動出力」機能を搭載したことが特に重要であると述べています。今後もAIを活用した新しいプロダクトを提供し、日本の生産性向上に貢献していく姿勢を強調しました。
多くの企業がこの新しいFAXの形「IVRy AI FAX」を導入することで、業務の効率化が加速し、さらなる生産性向上が期待されます。興味のある方は、公式サイトで詳細を確認してみてください。
「IVRy AI FAX」ご案内:
IVRy公式サイト