岡山大学卒業生の挑戦
2024-12-30 23:56:33

岡山大学の卒業生が語るスタートアップの魅力と未来への挑戦

岡山大学卒業生が語るスタートアップの魅力



2024年12月30日、岡山大学津島キャンパスにて、卒業生によるスタートアップにまつわる特別なイベントが開催されました。このイベントは、岡山大学が持つ知見や経験を次世代に伝えるとともに、学生たちにスタートアップという業界の魅力を感じてもらうことを目的としていました。

第一部では、名古屋大学発のベンチャー企業Craif株式会社の代表取締役CEO、小野瀬隆一氏が登壇。彼は大企業での経験から得た知見や、祖父母ががんに罹患したことをきっかけとして起業を決意した理由を語りました。小野瀬氏は、「痛みのない高精度ながん早期発見」をテーマにする彼の会社の取り組みや、文系出身ですが、チームを作るためにどのように専門知識を持った人材を集めてきたのかについても触れました。特に、チーム作りの重要性について熱心に語る姿が印象的でした。

続いて、同じく岡山大学出身でCraif株式会社のエンジニアを務める西川天帆路さんが、スタートアップに対する自らの挑戦について披露しました。「見たことのない景色を見たい」という情熱を持ち、リスクを取って未知の環境に飛び込んだ経緯を話し、学生たちに新たな刺激を与えました。さらに、彼の同僚の岡省吾さんは、岡山からフルリモートで東京の仕事をこなす日常について紹介し、多様な働き方の可能性を示唆しました。

イベントの後半では、参加者との意見交換が行われました。参加者からは、「大企業は教育システムが整っている一方で業務がルーチンになりがちだが、スタートアップは成長が早く、貴重な経験ができる」という意見が出され、活発な議論が繰り広げられました。小野瀬CEOは、インターンシップなどを通じて多様な企業を知ることの重要性も強調しました。

参加した学生たちからの反響も上々で、「刺激的な講演を聞くことができた」、「ベンチャーやスタートアップでの働き方に興味が湧いた」、「具体的な経験談が理解を深めた」といった感想が寄せられました。主催者である西川さんは、スタートアップには濃密で有意義な時間が待っていると話し、未来の企業選びの一環としてスタートアップを探求してほしいと呼びかけました。

これを受け、岡山大学では、スタートアップやベンチャーの創出に向けて様々なサポートを用意しています。起業に興味がある教職員や学生は、ぜひ積極的に相談してみてはいかがでしょうか。岡山大学は、今後もこのような取り組みを続け、地域や社会におけるイノベーションを支えていく意欲を示しています。


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