全国賃金伸び率ランキング2026年1月度
株式会社フロッグから発表された「2026年1月度都道府県別賃金伸び率ランキング」によれば、アルバイト・パートの賃金が最も大きく伸びたのは奈良県で、前月比5.54%の増加を達成しました。このランキングは主要9つの求人媒体からデータを収集・分析し、雇用形態ごとに賃金の変動を調査したものです。
雇用形態別の賃金増減率
特に注目すべきは、雇用形態別の賃金増減率です。アルバイト・パート部門は -1.09%から +5.54%、派遣は -1.26%から +4.42%、正社員は -0.66%から +1.17%の範囲で変動しました。
アルバイト・パートの賃金トップ3
- - 1位:奈良県 増加額68円、増加率5.54%
- - 2位:大分県 増加額50円、増加率4.39%
- - 3位:鳥取県 増加額47円、増加率4.07%
一方で、ワースト3は以下の通りです。
- - 45位:茨城県 減少額-8円、減少率-0.65%
- - 46位:栃木県 減少額-9円、減少率-0.73%
- - 47位:群馬県 減少額-13円、減少率-1.09%
奈良県はこれまでの12ヶ月間の賃金推移が影響し、特に2025年12月に時給下限1,050円の求人が終了したことで、2026年1月には劇的な上昇が見られました。一方、群馬県は1,156円から一時的に増加したものの、その後は下落傾向を見せ、最終的には1,181円となりました。
派遣求人の賃金ランキング
派遣の賃金伸び率ランキングでは、長崎県が1位で、増加額54円、増加率4.42%を記録。次いで奈良県が3.87%、山形県が3.34%で続きました。ワースト3には秋田県、岡山県、青森県が入っています。
長崎県と青森県の比較
長崎県は2025年の秋に賃金が1,258円に達し、高水準を維持。青森県は1,110円から1,190円のレンジで推移し、安定性を欠いています。
正社員部門の賃金推移
正社員部門では石川県がトップで、増加額3,016円、増加率1.17%を記録。この背景には、石川県の平均月給が2025年から上昇を続け、2026年1月には261,158円に達成したことが要因とされています。ワースト3には奈良県、秋田県、福島県が入っており、特に福島県は大きく減少しています。
調査の背景と目的
この調査は、アルバイト・パート、派遣、正社員などの雇用形態に分けて、全国の求人媒体から集めたデータを基に行われました。期間は2024年12月2日から2026年1月5日で、各月第一月曜日時点に掲載されていた情報を使用。
フロッグについて
株式会社フロッグは、2014年から日本全国の求人データを集積しており、現在では40億件以上を保有。人材業界の調査や分析に幅広く利用されています。
このランキングをもとに、今後の賃金動向や雇用市場についての理解を深めていきましょう。日本全国の求人情報を活用し、賃金の傾向を把握することがますます重要になっています。