日本の音楽が世界へ Bangkok Music City 2026
2026年1月24日から25日、タイ・バンコクで「Bangkok Music City 2026」が開催されます。このイベントには日本から5組のアーティスト、ビリーロム、ブラックペトロール、キャンディチューン、ラブ、山本大斗が出演し、国際的な音楽文化の交流を促進します。
Bangkok Music Cityの特徴
Bangkok Music Cityは2019年に初めて開催され、以来、タイを代表する国際音楽カンファレンス・ショーケースフェスティバルとして知られています。毎年、多数のアーティストが参加し、世界中から関係者が集まります。この音楽イベントは、アジアだけでなく、欧米などからも著名なデリゲートを招致し、様々な音楽ジャンルが交わる場として注目されています。
今年、日本の音楽業界を牽引する主要5団体が設立した一般社団法人「カルチャー アンド エンタテインメント産業振興(CEIPA)」とTOYOTA GROUPのプロジェクト「MUSIC WAY PROJECT」が、Bangkok Music Cityの公式パートナーとして参加しています。このプロジェクトの目的は、各国の音楽市場における日本音楽の価値を広めることです。
出演アーティストの紹介
Billyrrom
2020年に東京都町田市で結成されたビリーロムは、ソウル、ファンク、ロックなど多様な音楽ルーツを持つアーティスト集団です。次世代ポップミュージックの創出を目指し全国ツアーを成功させ、海外フェスにも出演予定です。彼らの音楽は「トーキョー・トランジション・ソウル」とも呼ばれ、進化し続ける新しいサウンドが特徴です。
Black Petrol
京都出身のブラックペトロールは、ナードでハードな音楽スタイルで新たな音楽シーンを開拓しています。多様な音楽ジャンルから影響を受け、特にUKのジャズやエレクトロニックに注目。その独自の音楽性は多くのフェスティバルで評価されています。
CANDY TUNE
アソビシステムから生まれたアイドルグループ、キャンディチューンは、デビュー以来急激な人気を博しています。代表曲「倍倍FIGHT!」は多くの再生回数を記録し、第76回NHK紅白歌合戦に初出場するなど、その勢いが止まりません。
luv
新世代フューチャーソウルバンドのラブは、全員が2003年生まれのメンバーで構成されています。D'angeloやJamiroquaiからインスパイアを受け、独自の音楽スタイルを確立。台湾などでの公演が即完売するなど、すでに注目されている存在です。
山本大斗
福岡出身のシンガーソングライター、山本大斗はその独自の歌詞とメロディで多くのリスナーを魅了しています。彼の楽曲はSpotifyなどのストリーミングプラットフォームで多くの再生を記録し、全世界での活動が期待されます。
MUSIC WAY PROJECTについて
「MUSIC WAY PROJECT」は、コロナ禍でのライフスタイルの変化やストリーミング文化の拡大を踏まえ、日本の音楽を広く世界に発信することを目的としています。「日本の音楽が世界をドライブする」という理念のもと、若手アーティストの活動を支援し、日本文化の存在感を国際的に高めるためのプラットフォームとなることを目指しています。
まとめ
Bangkok Music City 2026は、日本のアーティストが国際的な舞台で音楽文化を発展させる重要な機会です。音楽という共通言語を通じて、日本と世界がつながる瞬間を見逃さないでください。次世代のアーティストたちが新たな歴史を刻むベルが鳴るのを、共に待ち望みましょう。