透明標本展開催
2025-02-18 16:59:22

冨田伊織新作展「透明標本」が春に北九州で開催

冨田伊織新世界『透明標本』展が北九州市で開幕



春の訪れと共に、北九州市科学館のスペースLABOで、冨田伊織の新作展『透明標本』が2025年3月15日から始まります。この展覧会では、魚や爬虫類などを独自の酵素技術によって透明に加工した美しい標本が展示されます。生き物が持つ神秘的な美しさを、芸術作品としても楽しむことができるこの機会は見逃せません。

透明標本とは?



透明標本は、特別な酵素を用いて、肉質部分が透明に、さらに骨の硬さによって赤と青に染色されるという艺术的かつ学術的な手法です。この技術により、生物本来の姿が視覚的に把握できるだけでなく、その構造美が強調されるため、見る者に強い印象を与えます。

冨田伊織の作品は、まるで鉱物画のように美しく、生命の神秘を感じさせます。こうした標本たちは、ただの学術標本にとどまらず、アートという視点からも多くの興味を引き立てるものとなっています。展覧会では、来場者に生物の内在する美しさを体感してもらい、生命の多様性について考えさせられることでしょう。

展覧会の概要



本展の会期は、2025年3月15日(土)から5月18日(日)まで。開館時間は10:00から18:00、最終入場は17:30となっています。月曜から日曜まで休館日なしで、誰でも気軽に訪れることができます。

場所と入場料



会場は、北九州市科学館の1階、企画展示室「スペースLABO」です。入場料金は一般1,500円、高大生1,000円、小中生500円、未就学児300円で、前売券を利用すると少しお得になります。また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料で入場でき、介護者は有料です。

チケット情報



前売り券はアソビュー、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、楽天チケット、小倉井筒屋の各サイトや店舗で販売中です。展覧会が始まり次第当日券も会場にて購入可能ですので、ぜひお早めにお買い求めください。

冨田伊織氏のプロフィール



冨田伊織は、北里大学水産学部を卒業後、透明骨格標本に魅了されるきっかけとなり、独自の技術を磨いてきました。卒業後は岩手県で漁師としての経験も積みながら、2008年から透明標本作家としての活動を本格化。日本国内だけでなく、海外でも注目される存在となっています。彼の作品は、自然の美しさと科学的な探求心を融合させた新たなアートの領域を切り開いています。

この『透明標本』展は、ただの展示会ではなく、私たちが生きる世界の生命に対する見方を再考させる機会ともなるでしょう。生物の造形とその多様性を体感し、アートがもたらす新しい視点に触れてみましょう。特別で幻想的な時間を、皆様にお届けします。


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