プレシジョンクリニック東京、新たながん免疫療法を商標取得
東京都中央区に位置する医療法人社団プレシジョンメディカルケアのプレシジョンクリニック東京は、2026年4月6日付で複合がん免疫療法「SynerTri Immunotherapy®」の商標を国内で取得しました。この免疫療法は、ステージⅣの進行がん患者に対して個々に対応した精密医療を提供することを目指しています。
SynerTri Immunotherapy®の概要
この新たながん治療法は、樹状細胞ワクチン療法、免疫チェックポイント阻害薬、局所療法を組み合わせた戦略で設計されています。治療のポイントは、免疫の強化を図るために「スイッチ」、「ブレーキ解除」、および「アクセル」の3つの要素に注目していることです。具体的には、以下の手順でがんに対する免疫反応を高めることを目的としています。
1.
局所療法でがん細胞を壊し、体内にがんの存在を知らせる。
2.
免疫チェックポイント阻害薬によって、がんに抑え込まれた免疫機能を解放し、がんと闘う力を引き出す。
3.
樹状細胞ワクチン療法でがんの特徴を正確に免疫系に伝え、狙い撃ち攻撃力を強化する。
このように、SynerTri Immunotherapy®は、がん治療において免疫反応を効率的に高める手法です。
商標取得の背景
がん療法は従来、手術や抗がん剤、放射線治療が主流でしたが、近年では免疫療法の進展により新しい選択肢が増えています。医療法人社団プレシジョンメディカルケアは、2005年の設立以来、樹状細胞ワクチン療法と局所療法を併用した複合がん免疫療法に取り組み、これまでに約6,500症例の治療実績を持っています。この貴重なデータを元に、免疫メカニズムの解明やAIによる解析技術の向上も相まって、個別化された治療戦略を構築できるようになったのです。
学術的検証
本治療戦略は、2024年に米国癌学会(AACR)で発表され、同年にはCUREUSにおいても詳細な論文が公開されました。この論文では、SynerTri Immunotherapy®によってステージIVの手術不能咽頭がんが完全に治癒したケースが報告されています。学術的には「革新的複合がん免疫療法(iCCI)」として位置づけられ、その臨床コンセプトがSynerTri Immunotherapy®という名称に体系化されています。
今後の展望
「SynerTri Immunotherapy®」の商標取得により、この治療コンセプトの独自性が認識され、より多くの患者に精度の高い免疫療法を提供する基盤が整いました。プレシジョンクリニックグループは、これを日本発の免疫療法として国内外に発信することを目指し、海外での商標取得も進めています。
患者に寄り添った治療選択肢の拡充を図ることで、さらなる免疫療法の研究開発にも貢献していく所存です。
相談窓口と費用について
この新しい治療法には、様々な治療を組み合わせるため、治療内容や回数に応じて費用が異なります。初回の医療相談は無料で行っており、詳細については直接ご相談いただける体制を整えております。
院長からのメッセージ
プレシジョンクリニック東京 院長 矢﨑雄一郎は、「SynerTri Immunotherapy®」の商標登録を通じて、患者一人一人に応じた最適な治療の組み合わせを追求していると語ります。約20年の臨床経験に基づいた治療体系を構築し、がん治療における個別化の重要性を強調しています。今後も医療法人社団プレシジョンメディカルケアは、国内外を問わず、患者様に新たな治療選択肢を提供するための情報発信を続けてまいります。